先日面白い話を聞いた。
アベノミクスについて海外投資家がなぜ高い評価をしているか、という話だ。
より正確には、安倍政権の改革姿勢への高評価である。
このことは日本人の大半の意見とは違うだろう。一般的な日本人のアベノミクスへの意見は、株価が上がったなど一定の評価はしているものの、改革姿勢については不十分もしくは今後の努力が待たれるって感じだと思う。
しかし、日本の政府要人にあった外国人投資家は皆一様に、安倍政権への改革への情熱に高評価を与えるらしい。
その要因はどうやらこうゆうことのようだ。
日本を訪れた外国人投資家は、大手や外資系証券会社に政府高官へのミーティングの設定を依頼する。依頼を受けた証券会社は、政府高官の中でもとりわけ改革姿勢の強い人ばかりを、外国人投資家に紹介する。
そうゆう人の方が証券会社的にも紹介しやすいし、外国人投資家とのミーティングを受けてくれる人はどうやらそうゆう傾向があるらしい(まあ、感覚的にも納得できる話だ)
外国人投資家は会う人会う人が皆改革への強い情熱を口にするからびっくりだ。
当然である。紹介される段階でフィルターがかかっているのだから。
しかし、当然実際の政府の中には様々な人がいる。
外国人投資家が感じた印象と実際の政府行動の乖離が失望につながらないよう祈るばかりだ。