以前こんな記事を書きました。
http://www.earningmoney.jp.net/entry/2014/02/17/224131
(本題と全然関係ない話。この記事いくつかブックマークをもらったはずなんですが、0ブクマ状態になってます。他にもブクマが消えた記事が結構あるのですが、どなたか原因わかる人いらっしゃらないでしょうか?)
やっぱりダメでした。ジャパンディスプレイ
やはり再上場は厳しかったようです。公募価格が900円のところ、初値は769円(対公募価格▲131円/▲14.6%)と最悪の結果。その後は706円まで下落したのち、一応は戻す動きとなり、終値は763円となりました。
やはりなかなか厳しいですね。
エルピーダ、ルネサスの印象が悪すぎる上に、前日上場した日立マクセルが公募価格を▲5%下回る結果に。
http://www.earningmoney.jp.net/entry/2014/03/18/221358
この辺をうければ、まあ仕方ないのかなと。
朝方の、ロットは小さいけど注文数がとにかく多い成り行き売りとか、なかなか寒気がするものがありましたw
予想通り、全力2階建てさんがまとめています。
国策企業ジャパンディスプレイの圧倒的な売り圧力の前に主幹事野村證券が誠意ある買い支え諦める : 市況かぶ全力2階建
上場初日はダメだったけど今後は結構期待できるかな
上場初日はだめだめでしたが、実は今後の展開には期待できる面もあります。
やはり成長が見込めるスマホサイズのフルHDディスプレイが3社供給と寡占状態になっていることがプラスかと。寡占状態のため、(液晶ビジネスの宿命である)単価下落が緩やかであることは、(好決算のガイダンスなどを通じて)評価される局面がくるかもしれません。
また、4,500億円程度と比較的時価総額が大きいため、4月はじめのMSCI参入イベントと4月終わりのTOPIX参入イベントに向けて、インデックスファンドの組み入れが発生します。
そうすれば、需給環境は好転していくんじゃ無いかな。
それでも、少し長い目で見たら厳しいビジネスだとは思いますけどね。
成長分野でシェアを確保できる可能性がある企業なので、頑張って欲しいです。