中国株が下げ止まりの動き 世界の株式市場まとめ
時々やっている世界の株式市場まとめを記事にします。
PER順に見ると中国トップ
PER(株価を企業収益で割ったもの、収益ベースの企業評価)順に見ると、安定の上海総合。もうずっと1位を独占してます。
1位というのは、それだけ割安(単純に収益ベースで見た場合)に放置されているってことなので、ある意味負け組。
中国は最近GDP成長率を上方修正するなど、一時期ほど景気に対するネガティブな見方は減ってきているとは思いますが、以前懐疑的に見られて(以前ほど期待されていない)ますね~8月13日に発表した固定資産投資も住宅販売の落ち込みから減速気味(それでも17.0%と実数値は高い・・・というか、投資活動に依存しすぎ)。
2013年初来パフォーマンス順
中国下から2番目、というかわたしの表の作り方が悪くてJPXが一番下になっているけど、JPXは2013年初には無かった指数なので、実際は最下位ですね。
あれだけ、世界的に株式が強かった2013年以降のパフォーマンスで見ても、マイナスなのは本当にふるわないですね。
一方で日本の指数は軒並み強いです(アベノミクス効果すごい)。
ナスダックも好調ですね。
2014年初来パフォーマンス順
それでも、2014年度来のパフォーマンスで見ると中国の上海総合が5位になっていて、直近のパフォーマンスは悪くありません。やはり、潮目が少し変わってきているのかな。豪ドルなんかも強いしね。
一方で日経平均株価は下から3番目と低迷してますね。
あと、ずっと好調だったドイツDAX指数の低迷も目を引きます。足下の経済指標を見ても、ZEW(ドイツの経済研究所がヒアリングで作っている景況感指数)が8.6と予想の17.0を大幅に下回るなど、地政学的リスクが景気の足をひっぱている模様です。
チャートを重視している人などからは、リーマンショック以来から続いてきた上昇トレンドがついに崩れた 、な~んて言われたりもしてますしね。
ついでにPBR順と配当利回り順
PBR順
イタリア株はなかなかのメタボ体質w
配当利回り順