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予想外のECB利下げ(とABS購入)で、ユーロ急落


2月26日 登録

今日はECBの金融政策発表の日。

発表前は以下のような見方が支配的。下落トレンドが続いているユーロが一旦底打ちするなんて見方もありました。

 

金利据え置きは既定路線と見られていました(ただし、ジャクソンホールでのECBドラギ総裁の追加緩和を示唆する発言があったため、金利低下(債券買い)ポジションは一定積まれている)。

 

それが徐々に雲行きが怪しくなり、ABS(資産担保証券)の買い入れについて議論されているってヘッドラインが出始めます。

 

実際はABSにとどまらず、利下げw

 

こんな感想も。

 

 

事前予想ではBloomberg調査のエコノミスト予想で57人中51人が金利据え置き予想だっただけに、ビックサプライズで為替市場は大きく反応。

最近では珍しい急落へ・・・

ユーロが全力で飛び降り!ECBがまさかの利下げで約1.5円急落!

 

ユーロが全通貨に対して売られ、特に高金利通貨に一旦逃げるような動きになっています。

 

ドラギ総裁の発言まとめ

「ABS買い入れ実施を決定」
「カバードボンド購入も10月から実施する」
「新たな措置はTLTROとともにバランスシートにかなりの影響を与える」
非伝統的な措置の活用で委員会は全会一致

ECBは2014年GDP見通しを従来の1.0%から0.9%に、2015年GDP見通しを1.7%から1.6%に下方修正
ECBは2016年GDP見通しを従来の1.8%から1.9%に上方修正
「ユーロ圏の経済へのリスクは下向き」
「主要国間には金融政策サイクルにかなりの違いがある」
「物価への地政学的、為替による影響も注視」
ECBは2014年インフレ見通しを従来の0.7%から0.6%に下方修正
「2015年インフレ見通しを1.1%、2016年インフレ見通しを1.4%で据え置き」

今日の利下げは全会一致ではない
「一部諸国の構造改革で重要な措置講じられたが他の国ではまだ実施されていない」

「金利の技術的な調整はもはや可能ではない」
「ECBの金利は下限制約に達した」
「量的緩和について議論した」
「一部の委員はさらなる行動を望んだ」
「スタッフ予想は景気回復、為替、金融政策によりインフレが上昇することを見込む」
「今回の利下げは、金利はこれ以上低下しないためTLTROへの参加を銀行は躊躇すべきではないとのシグナル」
「インフレ期待の下振れリスクが増しているようだ」
「デフレは見られない」

 

 

ちょっとちぐはぐな部分が目立つ発言で、あまり評判が良くありません。

特に赤字と青字にした部分は、かなり矛盾したように感じる。足下の成長はしたぶれるけど、対策を行っているから2016年には回復するってことなんだろうけど、ちょっと強がっているようにしか見えないですよね。

 

こんなツイートもありました。

ユーロ圏は(アメリカと違って)証券化商品の発行量が少ないので、量的緩和がやりにくいって考えが背景にあります。