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レバレッジ1倍のFX投資は外貨預金と同一か FX投資をレバレッジ1倍でやれば、外貨預金と一緒っていう話を聞いたことがある人も多いと思います。そして、外貨預金よりFXの方がコストが安い、だからFX口座を解説してレバレッジ1倍投資をすればいい、という議論…
総合ランキング 初心者向けのFX業者をランキング化しました。初心者の方はスプレッドやスワップなどの意味が分からない人もいるかと思います。そういう方にもFX口座の選び方がわかるよう、ランキングの下に基礎知識をまとめています。 まずはランキングから…
Bregxitについてまとめ 欧州連合(EU)は、英国を EU に残留させるための改革案で合意しました。 以下に状況を整理してみます。 Bregxitについてまとめ 英国内の立ち位置は Brexit派はなぜ離脱したい? 今回のEU改革案はなぜ必要だった? 今回のEU改革案で何…
人民元の基礎解説を行うよ 人民元は国家(中央銀行)に強く管理されている通貨です。でも、固定相場ではない。管理変動相場制といわれる人民元の仕組みを解説してみます。 目次 人民元の基礎解説を行うよ なぜ、人民元は管理された通貨と呼ばれるのか?人民…
日銀政策決定会合直後に特徴的な値動き 今回は、12月の日銀政策決定会合直後の株価の特徴的な値動きから、高頻度アルゴリズム・トレーディング(Highfrequency trading、以下HFT)が株式市場に与える影響と、HFT業者が跋扈する中でデイトレードにどの程度勝算…
人民元安はなぜ起きているのか 人民元安で世界的に金融市場が緊張しています。日本の株式市場は、円が昨年末から3円超円高となり、日経平均は1300円超下落しています。 金融市場の混乱をもたらしているのは、原油価格の下落に加えて、人民元の下落の影響が大…
無視されたシェールオイルの躍進 2013年10月に初めて米国の鉄道貨物とパイプラインによるシェールオイルの米国メキシコ湾岸地域への大量輸送が可能となり、米国シェール革命は始まった。 単に安い原油が出てくるようになったのでは無い。米国の精製マージン…
ナショナリズムと為替について フランスは古くから移民に寛容な政策を採っていただけに、反動としての右派も根強い。しばしば大統領選で健闘するマリーヌ・ル・ペン(2012年大統領選は約18%の得票率だった)の国民戦線の大勝が現在欧州のトップニュースにな…
マイナス金利と為替の関係についてまとめてみる 欧州中央銀行、スウェーデン、スイス、デンマークなどの金融政策がマイナス金利を利用するようになってしばらく時間がたちます。かつては理論存在するって位置づけだったのに、もはや通常の金融政策の手段とし…
豪中銀議事録まとめ オーストラリアの現況は、景気が弱いから金利を下げたい、でも住宅市場がバブっているから利下げで火に油を注ぎたくない(利下げでさらに住宅市場に資金がまわることを警戒)って状態。そして政策当局は通貨価値を下げたいと意思を明確化…
// 長期投資の対象としての外貨投資のすすめ わたしは為替市場に関する記事をメインテーマの一つとしているが、短期的な市場動向よりも長期的な市場分析を多く書くようにしています(大きなニュースがあったときは除く、例 スイスが為替介入をあきらめたのは…
リスク逃避の円買いって リーマンショックのような金融危機、戦争・テロ、欧州で起きたような財政危機、このような金融市場において不安心理が高まると、円高になることは経験則からもよく知られている。 北朝鮮のミサイル発射、東北の大震災など日本が当事…
安倍政権と円相場 アベノミクスがわたし達の生活と金融市場に大きな影響を与えたことはご存じの通りだ。今回は、為替市場(主に円相場)に対しなぜアベノミクスが大きな影響を与えたかについて、まとめてみた。 わたしはアベノミクスを無条件で賛美するつも…
ECBが量的緩和を発表 世界的に緩和競争が続く中で欧州中銀(ECB)も予定通り量的緩和(QE)を発表しました。 欧州にデフレ圧力が強いのは、ECBの緩和姿勢が弱いことが主要因とみられており、ここでQEに踏み切るのは自らの失敗を認めることに等しく、苦渋の決…
スイス中銀ショックの記事まとめ スイスフランの対ユーロレート1.2の防衛線撤廃は為替市場にとどまらず、さまざまな金融商品のボラティリティを跳ね上げるビックイベントになりました。 さまざまな報道機関やブロガーさんが解説記事や金融市場の反応をまとめ…
引き続きイベントを控え静かな相場が続いていますね。 といっても、怒濤の円売りの直後の凪っぽい感じですが。 久しぶりに為替市場のアップデートを少し書いときます。 USDJPY上昇、EURUSD下落とUSD上昇の方向性が続いています。 金利も引き続き上昇基調。 U…
中国不動産デベロッパーのバランスシート 不動産デベロッパーはバランスシートが脆弱である。A株上場の不動産デベロッパー110社の平均負債比率は現在92%で、2007年以降最高となっており、負債比率を引き下げ、支払利息を抑えるために、新規着工と建設投資を…
QE3は予定通り終了 2013年12月に発表され、2014年1月から開始されたQE3(量的緩和第3弾)の終了をFedがついに決定しました。といっても2014年1月からはテーパリング(量的緩和の巻き戻し)に入っておりこの10月末での終了はほぼ既定路線。しかし直近の弱い経…
原油価格が下落 原油の価格下落が話題になっています。需要の低迷や在庫の増加懸念を受けて大幅な調整となっています。 他にも価格低下の要因として、米国のシェールガスとの競合から、中東諸国が原油価格が下落局面に入ってもこれまでのように供給を絞るこ…
トレンドフォローが優れた戦略かどうかを書いてみたい トレンドフォロー(順張り)について書いてみます。便宜上、逆張りとの対比で書くものの、両者は厳密には対立する戦略ではない(ポジションを取る時点が異なるため。同時点でポジションを取らなくてはな…
米9月雇用統計はとても良好 9月の雇用統計は非農業部門雇用者数の増加幅が市場予想の215千人を上回る248千人と好調です。失業率は5.9%まで低下しており、このままアメリカの金利引き上げへの道筋が一段とはっきりしたと解釈されやすい結果になりました。 さ…
しばらく更新をサボっていると、記事を書くのがやたらと億劫になる。リハビリにさらっと。 ビル・グロース氏、PIMCO退社 PIMCO(パシフィック・インベストメント・マネジメント)のCIOであるビル・グロース氏が退社した。 同氏は言わずと知れた債券のトップ…
米短期金利の動きが鈍いことが話題に 為替市場と金利市場は非常に密接に関わっていることが知られています(よく言われる米金利と日本の株価の相関についても、結局は為替市場を介してのつながりなんですよね~)。 最近、米FOMC、スコットランドの独立投票…
スコットランド独立問題のまとめ 英国はイングランドを中心とした連合王国であり、その一角を担うスコットランドで独立の機運が高まりました。 この独立問題は、展開次第ではFXに限らず金融市場に大きな影響を与えると思われる重要事象でした。その展開につ…
今日はECBの金融政策発表の日。 発表前は以下のような見方が支配的。下落トレンドが続いているユーロが一旦底打ちするなんて見方もありました。 メモ「ECB・BOEの金融政策イベントを控え、この後は様子見ムードを強めていく展開が想定。ECB理事会では政策の…
ドイツの10年債1%割れ ドイツの10年国債の利回りがついに1%割れました。4-6月期のユーロ圏GDPが軟調となったため、域内の景気停滞の長期化懸念が再燃しています。 欧州中央銀行(ECB)に量的緩和政策の開始を求める声も高まる一方。さらにはウクライナーロ…
金融政策への期待値 アメリカの金利引き上げに注目が集まる環境が続いていますね。いつかは、それもそう遠くないうちに引き上げに向かうことはみんなわかっているものの、それがいつなのか、どういった方法をとるのか(最近一部から示唆されている中銀のバラ…
リスク回避気味な動き 昨日は静かなアジア時間の流れを引き継ぎ、ロンドン時間も為替相場全体的あまり動かない展開でした。しかし、特段目だった材料がない中、東京23時ごろからじわじわとユーロドルがショートカバーされ始めると、為替相場全体的にUSD売り…
IMMのポジション状況 シカゴ・マーカンタイル(CME)取引所の国際通貨先物市場に上場されている通貨の建玉(IMMポジション状況)は、全米先物取引委員会(CFTC)により報告を義務づけられています。 投機目的で為替取引を行う主体は、主に通貨先物を使うため…
以前2010年以降からちょっと長めのスパンで金利と為替の関係をまとめました。 今回は2014年初からの動きをまとめてみます。 ドル円と日米金利差 直近のアメリカの強い経済指標をうけ、米金利が上昇傾向。10年金利は(グラフ上では)鈍い動きをしているものの…