9月19~22日にかけて東京ゲームショウが開催されます。
東京ゲームショウは、ゲーム好きだけのイベントではありません。
ゲームという一大産業を分析する証券会社のセルサイドアナリストや、運用会社のファンドマネージャーやバイサイドアナリストも多数参加します。
市場関係者には、2005年の東京ゲームショウにおいて任天堂がWiiリモコンを発表し、その後、同社株式の長期上昇相場となるなど、同イベントはゲーム株式を分析する上で欠かせないイベントであるとの認識があります。
2013年東京ゲームショウの注目点
今年については、昨年出展しなかったマイクロソフトがXboxOneを展示することや、ソニーのプレイステーション(PS)4が試游コーナーを設けることなどに注目が集まりそうです。
なお、任天堂は今年度も出展しません(同社は、前述のWiiのコントローラー発表のように、大きな発表がある時しか出店しない)。
それに加えて、近年重要性を増し続けているソーシャルゲームへの取り組みも注目されるでしょう。
各社の出展動向
カプコン
PS4向けに「deep down」を出展します。
注目のモンスターハンターシリーズはアプリ向けに「MONSTER HUNTER SMART」を出展します。
わたしはモンスターハンターシリーズってやったことないのですが、レベルの概念いなど、ロープレの後半が作業ゲーに思えてしまう私には相性よさそうです。今度やってみようかな(はまるのが怖くて避けてきた・・・)。
コーエーテクモ
30周年記念の「信長の野望・創造」でしょうか?
信長の野望って、昔好きだったのですが、全国統一目前までやるのって飽きが来ませんか。自国の領土が全国の30%くらい占めちゃうってる時に、他国の領土が1~2国ぐらいだと、相手にならないのが見えているっていうか・・・
関ヶ原の合戦みたいなのが、起きるシステムにしてほしかったです・・・
コナミ
今回は力入っていません。
株式市場的には、9月24~26日のラスベガスで開催されるG2E(年2回、ラスベガスとマカオで開催されるカジノイベント)で発表されるスロットマシンの方に注目が集まりそうです。
東京オリンピック開催で日本のカジノ法案も前に進みそうですし・・・
セガ・サミー
コナミと同様だと思います。
バンダイナムコ
注力しているF2P(プレイ無料ゲーム、楽しもうとすると実はとてもお金がかかる)で「エースコンバットINFINITY」を出します。(6 月に開始した「鉄拳」が100 万DL を突破しており要注目です)
グリー
既存タイトル「釣り★スタ」「踊り子クリノッペ」「探検ドリランド」に加え、新作「サーガ・オブ・ファンタズマ」も試遊可能とみられます。
ガンホー
「パズドラZ」「ラグナロクオデッセイエース」などが出展タイトルです。パズドラの勢い続くのでしょうか。
東京ゲームショウを株式市場目線で見た場合、こんな感じです。
良きゲームライフを。