下の記事を書いたとき、私のブログではあまりないほど多くのアクセスを頂戴したのですが、ブコメで「素人が実物不動産に手を出すな」とか、「餌乙」みたいなガチのお叱り(や そろそろ友人が増田にエントリを上げるはず というすばらしいイジリ)を頂戴しました。
友人に不動産について語り、怒られ、挫折した話 - 株式、FXのまとめ解説
わたしは記事の下にツイッターアイコンをおいて少しでもフォロワー増やしたいと思っているのですが、これがなかなか増えません。たまに多くの方に読んでいただける記事を書けて、「さぞフォロワー増えてるだろう」って期待して、ツイッターを開くのですが10人も増えればいいほうです。
今回も記事書いた後、あまり期待しないでツイッター開いたのですが、意外にも20人以上の方が新たにフォローしてくださいました。
感謝の意を込めてひとりひとりどんな方かプロフィールを拝見していたのですが、不動産業界の方が多かったのが印象的でした。
いつもは、株式投資されてる方などが多いのですが、いつもと違う種類の記事書くと客層が広がるな~なんて能天気に喜んでました。
しかしここでふと疑心暗鬼に。
流動性のある銘柄の場合
株式の板って流動性のある銘柄(トヨタみたいなメジャーな銘柄)は
230円 売り(この値段なら売っても良い)
229円 買い(この値段なら買っても良い)
みたいな感じで、売りと買いの板が詰まっています(ビットとオファーのスプレッドが小さい)。
こうした銘柄は、買いたい人は230円で、売りたい人は292円でそれぞれ取引できるため、自分から売りに行ったり、買いに行ったりしてもあまり不利にはなりません。
流動性のない銘柄の場合
一方で、流動性のない銘柄(小型のあまり知られていない銘柄)の板は
230円 売り(この値段なら売っても良い)
210円 買い(この値段なら買っても良い)
とこんな感じの板になります。こうした板だと、どうしても買いたくて230円の売り注文を買いにいくと、買った瞬間に、210円でしか売れない株を保有することになります。
そのため、自分から動いて買いに行くことのコストが高くなります。
不動産って流動性ないよね
不動産って有価証券である株式などと比べて圧倒的に流動性が低い資産です。と、言うことは上の例だと、「流動性ない銘柄」にあたります。
ということは、自分から動いて買いに行くと、高い値段で買わされる?
私が不動産買いたいって記事書いたことで、フローしてくれた方は「高い値段で買ってくれるひと見つけちゃった」てなりました?
「不動産の記事を書いたら客層が広がった」って喜んだけど、こっちが客?
まさに「餌乙」?
なお、その後フォローしてくれた方からはなんのアプローチもなく、すべて私の妄想であることが判明しております。
上の記事読んでくれた人が流れてくれるかな~思って、大急ぎで書いのが下のエントリーです。急いでいたので比較的得意な分野で書きました。が、いつもと同様(多少ましでしたが)あまり多くの方には見ていただけませんでした。
海外投資による国内不動産市場への資金流入が拡大 - 株式、FXのまとめ解説
追記
SndOp様逆に流動性がないから先物でいうところのスクイーズの状況になることもある。
ブコメを頂戴しました。
おっしゃるとおりですね。不動産は有価証券と違って、同じものがひとつしかないからバブルも発生しやすいですね。