朝方のオーストラリア指標
今朝はニュージーランド準備銀行(RBNZ)が予想通り25BPS利上げ(3%へ)、世界経済が停滞感を強める中で利上げできる通貨としてNZDが買われる展開。
一方で、前日オーストラリアの第1四半期CPIは前期比年率+2.9%。RBAの目標上限(3%)に届かなかったことで早期利上げ期待が後退、更に中国4月製造業PMIも予想通り48.3と低調な数値であることが確認されるたことなどもあり、オセアニア通貨間での強弱感が対立。
そうゆことでAUDNZDが弱い。
クロス円ではAUDJPYが下落、NZDJPYが上昇と円については中立的な展開。
日米首脳会談は
ボラティリティの低下が著しいドル円は今日もほとんど動かず。日米首脳会談が材料として注目されてものの、大きな発表なし。尖閣について米国がコミットメントの再表明をしたことで、うらでTPP絡みの妥協を日本がするのではとの噂もあったが、特に材料視されず。
新規失業保険申請件数は予想下振れ
新規失業保険申請件数は予想31万件とところ、32.9万件と予想よりも悪い結果。ただしイースター週のためではとの見方もある。3月米耐久財受注は2.6%増と予想の2.0%を上回る。
ドラギ総裁が非伝統的に金融政策に言及。
ECBのドラギ総裁はユーロ圏の中期的なインフレ見通しが悪化した場合、ECBによる広範な資産買い入れを実施する可能性があると発言。しかしそれほど材料視されずユーロクロスは落ち着いている。
ツイッターでロシアの噂が流れた
ツイッター経由でロシアが重要な発表を行うとの噂が流れて、米金利が低下。それに伴いドル円も売り圧力が強くなって下落する展開。
ロシア・ウクライナ懸念が強くなって、ダウは16,400ドルを一瞬割れる。日経平均先物も14,300円割れ。
米10年債は2.685%程度まで低下。
いろいろあったけど25日夜中時点ではオセアニア売り
特段材料は見えないけど、主要通貨間で一番目立つのはAUDとNZDが対円で売られていること。AUDJPYは94.65円、NZDJPYは87.56円程度(14:40)。これに引っ張られてクロス円は全般的に円高。スイスフランも強め。小幅な動きの中だけど若干リスク回避的なイメージで推移しておりやす。