なぜDMMFXの評判がいいのか。サブFX口座として使って感じたメリット
DMMFXを利用して感じたメリットをまとめ
DMM.com証券はFX取引で取引シェア世界No1をGMOクリック証券と争っているFX会社です。その評判に惹かれて口座開設し、しばらくサブ口座として使っています。
評判が良いだけあって、なかなかの使い心地。
今回はDMMFXの評判がなぜ良いのか、実際に使ってみた感想をまとめます。
- DMMFXを利用して感じたメリットをまとめ
- DMMFXのスワップポイント
- DMMFXのレバレッジ
- DMMFXはスプレッドが狭い
- FXトレードツールが充実
- プレミアムチャートで指標発表時の値動きが分析できる
- デメリットはスキャルピングに不向きなこと
- 反対にスイングトレードには最強のFX業者
- その他のメリット
- ポイント還元制度
- DMMFXの評判についてのまとめ
DMMFXのスワップポイント
スワップポイントが売り買い同等
わたしが考えるDMMFXの大きなメリットの一つがこのスワップポイントが売り買い同等なことです。
どういうことかというと、本来スワップポイントというのは通貨間の金利差から発生するものなので、高金利通貨を買ったときにもらえるスワップポイントと高金利通貨を売ったときに支払うスワップポイントは同じ値のはずです。
しかし、多くのFX業者でスワップポイントに売りと買いに差を設けています。
良くない例で申し訳ないのですが、SBIFXのスワップポイントは以下のようになります。
右端のSWがスワップポイントですが、売りと買いで金額が異なっているのがわかると思います。
すべての通貨ペアで、マイナスの金額がプラスの金額よりも大きくなっています。
これは、利用者が金利(スワップポイント)を支払う場合は高い金額を支払い、反対に金利を受け取る場合は低い金額を受け取ることを示してます。
利用者にとって良い仕組みではないですよね。
一方で、DMMFXがどうなっているかというと
このようになり、売りと買いのスワップポイントが(絶対値ベースで)等しくなっています。
これは金利差に応じた妥当なスワップポイントがついていると評価できるので、利用者にとって有利な仕組みといえます。
決済しなくてもスワップポイントが受け取れる
スワップポイントを受け取るタイミングは、
- 保有していた通貨ペアを決済した後に受け取る
- 保有したままで、毎日スワップポイントを受け取る
という2つのパターンがありますが、DMMFXは後者です。これはくりっく365(為替取引所)と同様の仕組みであり、一般的に利用者に有利と考えられています。
この辺のスワップポイントの仕組みだけで、DMMFXの評判が良い理由は分かります。
DMMFXのレバレッジ
DMMFXのレバレッジは25倍で固定されています。レバレッジの25倍というのは、50万円の入金で1250万円の取引、4万円の入金で100万円相当額の取引ができるということですね。
SBIFXなどはレバレッジを変更できますが、DMMFXは日本の法律の上限である25倍のレバレッジで固定になっています。
レバレッジを引き下げる(25倍が上限なので変更は引き下げのみ)メリットは安全性の向上ですが、安全に取引したければ少ないロットで取引すれば良いだけなので、レバレッジ25倍が悪いということはないでしょう。
DMMFXはスプレッドが狭い
DMMFXのスプレッドは全通貨的にかなり狭い水準です。
ドル円で0.3銭のスプレッドは、SBIFXの0.27銭に次ぐ水準で十分な競争力があります。 スプレットはFX取引会社のコスト競争力そのものなので、スプレットが安いDMMFXはコストが低い、FX取引歴が浅い投資家にもおすすめの会社と言えます。
ドル円以外のスプレッドについても、全般的に狭いと言われる水準で、NZドル円など高金利通貨のスプレッドが狭くなっているのが日本人投資家には評価される部分でしょう。
FXトレードツールが充実
DMMFXはトレードツール(取引ツール)が充実しています。以下の3種類のトレードツールがあります。
最も情報豊富なDMMFX plus
DMMFX plusは一番標準的なトレードツールで、最も高機能なものです。
慣れるまではこれを使うのが良いと思います。
左下のストリーミング画面をたくさん出したり、チャートをカスタマイズしたりして、自分好みの画面にしましょう。
高機能な分、古いPCだと少し動きが重いという情報もあります。
取引しやすいDMMFX Advance
DMMFX Advanceは、Plusと比べて機能が省かれています。でも、(情報収集は他でやって)トレードするだけなら、かえって使いやすいって面もあって人気があります。
わたしもAdvance派です。
Advanceでも十分チャート機能が充実しているんですよね~フィボナッチやMACDなど基本的なテクニカル指標はすべて見れます。
他の情報端末なり、FX業者の情報を変更して見ながら使うのに便利です。
スマホとほぼ同じDMMFX mini
パソコンの大きな画面にこれだけ出ると、ちょっと笑ってしまうようなビジュアルをしているのがDMMFXminiです。
ストリーミング取引画面のみを抜き出したようなトレードツールでまさに取引特化。
プレミアムチャートで指標発表時の値動きが分析できる
FX取引で最も大きなイベントは経済指標の発表です。
この経済指標発表時に各通貨がどのように動くか理解することは、FXの成功に直結します。DMMFXはプレミアムチャートという機能で、経済指標と為替の値動きの関係を分かりやすく可視化してくれます。
外貨を持っているとき、その国でこれから起きるイベントとそれが為替にどんな動きを与えるか、を調べやすいのはめっち便利ですよ~
米国雇用統計の重要性は言うまでもありませんが、オーストラリアやニュージーランドの政策金利変更など自分が取引する通貨に合わせてチェックすることをお勧めします
DMMFXのモバイル対応
DMMFXのスマホアプリの取引画面もこのminiに近い作りになっています。
iphone、androidともにモバイル用のアプリもそこそこ使い勝手が良いです。
ガラケーにも対応しており、docomo,au,softbankの3大キャリアはすべて対応しており指値や成り行きはもちろん、逆指値、IFD、OCO、IFOなどの特殊オーダーも利用できます。
DMMFXのアプリは外為ジャパン等と一緒
FX会社のアプリなどは専門のソフトウェア会社に作らせています。
そのため、似たようなシステムを使っている会社があったりするのですが、DMMFXのアプリは、「外為ジャパン」と「みんなのFX」と似た作りになっています。
両社と取引がある人は使いやすいと思います。
デメリットはスキャルピングに不向きなこと
DMMFX証券はFX口座の約款で過度の回転売買等の制限を盛り込んでいます。
これは、スキャルピングなどの超短期取引を禁止しているわけではないものの、あまり歓迎していないことを表明していることになります。
実際に、このサイトにも、DMMFXではスキャルピングをすると滑りやすい(スリッページが大きい)という情報が寄せられています。
経済指標の発表時や大きなニュースが出たときは、ちょっと弱めになりますね。
そのため、スキャルピングをメインにしたい方はその他のFX会社をメイン口座にした方がいいでしょう。価格が滑るという情報もあります。
短期売買に強く、約定力に定評がある会社としては「はっちゅう君FX」の評判が良いGMOクリック証券などがあります。また、約定力が高くスキャルビング向きなマネーパートナーズも優れたFX業者です。
DMMFXは、総合力が高くて、一部のスキャルパー以外の人には本当におすすめできるFX会社です。しかし、超短期トレードを主戦場にする方は他の選択肢を模索した方が良いでしょう。
反対にスイングトレードには最強のFX業者
DMMFXは超短期トレードであるスキャルピングにはあまり向きません。
しかし、数日から数週間単位でトレードを行うスイングトレードなら話は全く別です。
狭いスプレッド、売り買いどちらでも有利なスワップ金利と良い条件がそろっており、スイングトレーダーには最高のFX業者の一つでしょう。
その他のメリット
キャンペーンが豊富
FX口座の評価として、決してメインの評価項目ではないと思いますがキャンペーンが豊富にあります。
口座開設して一定の取引を行えば、20,000円のキャッシュバックが得られます。
この2万円って実に大きい金額で25倍のレバレッジを掛けることで、50万円相当の軍資金になります。失ってもともとのお金を考えれば使えますね。
なお、キャンペーンのキャッシュバックを受け取るには、1000Lot通貨の売買が必要です。
しかしDMMFXでは、現在スマホユーザーの獲得に注力しているので、スマホなら500Lotの取引で最大20,000円もらえます。
スマホを使っている人なら、ぜひ利用したいお得なDMMFXの利用法です。
CFDが取引できる
FXをやっているとどうしても、原油やら金、米国株式(ダウ指数、SP500)、日経平均などを取引したくなる時があります。
為替市場は、原油や金、株式市場などと密接にかかわっているので、同時にトレードしたりモニタリング(観察)対象にしたくなったりするのです。
そんな時におすすめなのがDMMにはCFD取引。CFDという仕組みを使ってコモディティや株式指数などに投資できます。取引手数料も無料で、全額信託保全の対象です。
デモ口座、「バーチャル取引」が使いやすい
DMMFXのデモ口座では、「バーチャル取引」という名称で呼ばれています。
デモ口座なのですが、為替レートは実際の市場に連動しています。スワップポイントやスプレッドも同様で、極めて実戦に近いデモトレードができます。
デモ口座には否定的な意見も多く、実際にお金をかけてトレードしないと、メンタル的なトレーニングにはなりません。FXは、追い詰められた心理状態によって、非合理な行動をとってしまうことが、勝負を分けてしまいがちなので。
とはいえ、口座開設までに時間がかかるので、その間の練習に良いと思います。
利用には、利用規約と個人情報保護方針について承諾をし、氏名、ニックネーム、生年月日、電話番号、メールアドレスなどの情報を提供する必要があります。
サポートが充実
電話サポートなどはどのFX会社もやっていますが、LINEサポートが面白い。スマホ一つで取引だけでなく、サポートまで完結できる体制になっています。
サポート体制が充実しているので、FX初心者や退職後に為替取引を始めようと思ったがPC操作(発注)に慣れていないという人にもおすすめできます。
ポイント還元制度
DMMFXでは、取引に応じてポイントが付与されます。このポイントが1ポイント1円でキャッシュバックされます。
DMMFXでは、取引手数料がありませんので、ポイントを考慮すれば、マイナスの手数料(ポイントを受け取る)で取引できるようなものです。
取引状況によってランクが分かれており、ポイントの還元率が変化する仕組みになっています。 このポイントは、CFD取引でももらえますよ。
さらに、取引回数に応じて「取引応援ポイントサービス」でポイントが倍々ゲームになっていくので、取引コストがどんどん下がっていくのが上級者にも良いですね~
DMMFXの評判についてのまとめ
・サブ口座として利用してみた感覚としても、DMMFXの評判に良さには根拠があると感じた。
・特にスワップポイントの仕組みは優れている。スワップポイントの受取額と支払額が同じ金額なので、投資家に有利な仕組みになっている。
・また、ポジションを決済しなくてもスワップポイントが受け取れる。
・DMMFXはスプレッドが狭い
・トレードツールが優れている。
・スイングトレーダーにおすすめのFX会社。
・モバイル対応、スマホ対応が進んでおり、LINE(ライン)でサポートを受けることもできる。
・ポイント還元制度を活かせば、手数料は実質マイナス(FX取引してお金がもらえる)。
・CFD取引もできる。
・為替市場の情報提供サービス(トレードwebなど無し)は弱め。
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