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初心者におすすめのネット証券ランキング。【2017年版】



現物売買の中心に初心者向けにおすすめのオンライン証券会社を挙げる

1999 年の株式委託手数料の自由化と IT 革命を背景に、インターネット経由のオンライン証券が急速に発展を遂げ、ネット証券会社が誕生しました。

売買手数料の安さや証券マンから煩わしい電話がかかってこないなどのメリットから、そのシェアは拡大の一途です。

オンライン大手 5 社(SBI 証券、楽天証券、松井証券、マネックスグループ、カブドットコム証券)の売買代金は、個人投資家の売買代金の 8 割超を占めており、いまさら手数料の高い対面販売の証券会社を選ぶ必要はないでしょう。

特に、初めて口座を開くならネット証券一択でしょう。

 

初心者向けということで信用取引(お金や株を貸し借りして行う売買)については考えず、現物取引(普通の株の売買)の有利さの観点から、おすすめのネット証券を挙げてみます。

特に2017年になって、これまで手数料競争を主導してきたSBI証券から覇権が後退している印象です。

最安手数料を提供する会社がむさし証券になったので、おすすめ度も調整しました。

 

手数料の比較

ネット証券の手数料比較

※GMOクリック証券は税抜き価格 

 

手数料を比較すると、1回の売買代金50万円以下の価格帯ではどこも安く、目立つのは松井証券の10万円以下手数料無料って部分でしょうか。ただ、10万円以下の売買をどこまでやるかというと、なんとも微妙・・・

 

高価格帯になればなるほど、各社の違いが際立ってきます。

安定して安いのが、SBI証券といったイメージでしたが、そこよりも明らかに低価格で攻めているのがむさし証券です。

むさし証券とライブスター証券は、知名度的には劣っていますが、かなりの格安手数料業者(ディスカウントブローカー)であることが確認できます。

手数料重視の人は、両社を選べば、最も手数料を節約できることは間違いないでしょう。

逆に松井証券の10万円以下無料も目を引きます。少額でやりたい人にはおすすめですね。

 

IPOへの証券会社の取り組みの観点

IPO(新規上場企業への投資)は当選すれば高い確率で利益が出るお宝です。これに積極的に取り組んでいる証券会社はぜひ評価したいところ。

 

しかし、残念なのはIPOはまだ大手の対面式証券会社の独壇場です。こういった証券会社は、大口顧客を優遇するため初心者は難しいかもしれません(SMBC日興証券だけは比較的小口顧客も優遇している)。

 

ただし、ネット証券でもチャンスはあります。特にSBI証券は多くのIPOの幹事団に入っており、ここに口座を開けば抽選に参加するチャンスがあります。

また抽選に外れても、IPOポイントが蓄積する仕組みになっており、応募し続ければ小口投資家でもいつかは、何倍にも上昇するような期待のIPO銘柄に当選できる親切設計。とりあえず開いておいて損がない口座です。

 

 

また、マネックス証券とカブドットコム証券は、IPO抽選を金額にかかわらず完全平等で行っているので、小口の投資家にもチャンスがあります。とりあえず口座を開いて、少額のお金を入れておいてIPOに挑戦しまくることも可能です。両社ともSBI証券よりもIPOの取り扱いは少ないのですが、その他のネット証券と比べれば、比較的参加のチャンスはあります。

 

それでは総合ランキング

同率1位 むさし証券(トレジャーネット)

一位をSBIネット証券にするとあまりにも世の中のランキング通りなので、わたしはあえて むさし証券を推しておきます。ただ、独自すぎるのも世の中の相場とかい離して記事としての信ぴょう性が下がるので、同率1位にしておきます。

やはり、圧倒的な手数料の安さを考えると、ランキングの根拠として一位にするしかなかったのです。

ちなみにこのようにランキングを変えたのは2017年に入ってからで、むさし証券の手数料引き下げ後です(2016年1月時点では選外にしていました)。

ネット証券間の手数料競争は、完全に収まっているので、現在安いむさし証券を使っておくのが長期的にも最も手数料が節約できると考えます。

 

 IPOへの応募も10%が完全平等抽選で少額投資家でも当たりやすく、平均預入金額が100万円以上で抽選回数が増えるなど、ハードル低めの優遇抽選も初心者投資家にやさしいです。 

 

この記事では評価の対象外にしていますが、信用取引金利でも圧倒的な安さNo1なので、将来的に信用取引にも取り組みたい方にもお勧めです。

同率1位 SBI証券

とりあえず証券口座を開くとしたらここしかないってくらいのドメジャー。

面白くない結論なのですが、Eトレード証券と名乗っていたころから不動のトップシェアのSBI証券を1位にするしかありません。

手数料の競争力、IPOの仕組みもまずまずで、スマホからの注文もやりやすいです。

また、海外の株式が外貨のまま取引できるのも、魅力的。余計な為替手数料がとられません。

トレードツール「HYPER SBI」は、見やすいチャートなど初心者が必要とする機能を過不足なく取り込んでいて、使いやすいです。

NISA(ニーサ、個人の少額投資家向きの税金優遇制度)への対応でもトップクラスで、SBIのNISA口座は海外株まで利用できます。

金融グループとしての総合力が高く、FX、ソーシャルレンディングなど幅広く事業領域を広げています。 

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2位 GMOクリック証券

同率1位の後ろなので、ほんとは3位なのですが、なんとなく2位に置いています。

GMOクリック証券の評価ポイントは手数料の競争力の高さと株式売買システムの使いやすさ。この会社のトレードツール「スーパーはっちゅう君」は本当に評判が高いです。

独自機能の「株価強度分析」や「株式同一気配約定情報」は、ぜひ使ってほしい機能です。無機質な株価に色がついて見えるような感覚さえ味わえるでしょう。

株を売買しやすいのはどの証券会社かという、基本に立ち返ったときGMOクリック証券を推したくなります。

大手企業の傘下にあるため、信用力もあり、継続的にシステム投資もしています。

FXでも定評のある発注システムで、きびきび現物取引を行い人におすすめ。

NISA口座の取引手数料を永久に無料にすると宣言している点も良いです。 しかし、NISA口座での投資信託の取り扱いがないのは少し残念。

3位 マネックス証券

マネック証券は、手数料の観点からはそこまで魅力がないイメージですが、実は30万円以下の売買料金帯ではSBI証券をしのいでおり、使い方によっては競争力が高いです。

また、IPOへの参加しやすさ、小口個人投資家への抽選方式の配慮も高評価。普通に使いやすい証券会社です。

マネックスG は国内向けの新規プラットフォームの提供を開始する等により、手数料の引き下げではなかなか行わない方針ですが、細かい手数料の違いよりもサービスの充実を重視する人はぜひ。

 社長は元ゴールドマンサックス証券で米本社のリミテッド・パートナーまで上り詰めた松本さんですし、本格的な投資家との人脈が豊富で面白いセミナーを行っています(有名投資ブログであるマーケットハックの広瀬さんもマネックスでセミナーを行っています)。

マネックス証券

マネックスもNISA口座が素晴らしくて、通常手数料が高い米国株や中国株の購入手数料が無料になっています。

4位 ライブスター証券

ライブスター証券の特徴な圧倒的な手数料の安さ。特に1取引当たりの価格が高額になったとき真価を発揮します。

300百万円の取引を行っても手数料はたったの600円。SBI証券ですら920円かかるため、業界再大手と比較して手数料で買っていることは、選ぶ理由としては十分でしょう。

ライブスター証券

 

5位 松井証券

昔はネット証券といえば松井証券だったようですが、現在では少しシェアと落としています。それでも松井証券の特徴である「10万円以下の手数料が無料」は大きなメリット。投資の仕方がマッチするならぜひ、おすすめしたいです。

株主優待のクロス取引で活躍する証券会社です。 

 

6位 カブドットコム証券

カブドットコム証券については、手数料の割引キャンペーンなどやトレードシステムの改善で競争力を向上させています。システムを独自開発しており、システム負荷が小さく、速度の速いシステム提供を競争力としています。また、優れたシステムを活かして個人ごとに異なるキャンペーン(女子割やシニア割、NISA割りなど)を行っています。

上級者向きになってしまいますが、注文条件をリスト化して一括発注するシステムは、日経取引との裁定を意識する取引にも利用できて、将来的にはぜひ使いたい証券会社です。

 

7位 楽天証券

 楽天証券はSBI証券の後ろをずっと追いかけている印象ですが、パソコンでのトレードツール「マーケットスピード」は金融機関が用いる専門的な情報端末にも劣らない出来と評判。スマホアプリの「iSPEED」の評価も高く、おすすめできます。

個人的にはあまり好きではないですが、こつこつ買っていく1,000円積み立てなどのNISA対応サービスがあります。

 

 

 

信用取引のコストはどのネット証券が安いのか?

上記のランキングは、初心者向けということで基本的に現物株手数料のみで比較しています。

しかし、なかには信用取引の利用を将来的に考えたいって人も多いでしょう。

信用取引を利用すれば、優待クロス(株主優待券のタダ取り)など個人投資家に人気の投資手法も利用できます。

そのため、信用取引のコストを考慮したネット証券ランキングも作成しました。

ネット証券の信用取引コスト比較

信用取引のコストは、少し複雑で信用買いの時と、信用売りの時で内容が違ってきます。

信用買いのコスト

信用買いの時は、以下の売買手数料と金利の合計で決まります。

  1. 売買手数料
  2. 金利(制度信用、一般信用)

信用買いというのは、お金を借りて株を買う行為なので、借りたお金に金利がかかるわけですね。

 

制度信用と一般信用というのは、以下のような性質があります。(難しいので少しづつ覚えていけばよいと思います)

  • 制度信用:日証金(日本証券金融)が信用取引をできると保証している銘柄を、日証金が用意した制度(売買期間6か月などの条件)の範囲で行う信用取引。逆日歩がある。
  • 一般信用:証券会社が独自で用意した信用取引(そのため、日証金が信用取引できると指定していない銘柄についても売買できる。ただし、高コストになりがち)。逆日歩はない。

 

信用売りのコスト

一方で、信用売りの時は以下の売買手数料と貸し株料でコストが決まります。

  1. 売買手数料
  2. 貸し株料(制度信用、一般信用)

 

これらの要素を整理して、グラフ化すると以下のようになります。

 

信用取引のコスト比較

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 信用取引の比較表を見ると、いくつか特徴点が浮かび上がります。

  • 手数料は、SMBC日興証券(いくらでもゼロ円)と松井証券(10万円以下ならゼロ円)、GMOクリック証券(いくら取引しても93円)とトップ3の安さ
  • 信用買いの時の金利は、制度信用、一般信用ともに、むさし証券が最も低金利
  • 信用売りは、どこもあまり変わらないが、GMOクリック証券が結構安い。しかも、表では書いていないが500万円まで93円(税抜き)。

こうした観点から比較を行うと、トレードスタイルごとにおすすめの証券会社が変わってきます。

短期(デイトレ)中心の人

一日で売買を終わらせてしまうような短期トレードをやりたい人に、最もおすすめなのが、SMBC日興証券とGMOクリック証券ですね。

SMBC日興証券の手数料が一切かからないのは大きいです。

また、GMOクリック証券の93円(税抜き)もタダみたいなものなので、この2社が2強でしょう。

ただ、SMBC日興証券は大手対面証券なので、初心者が投資しやすいネット証券としては、GMOクリック証券が使いやすいとは思います。

 デイトレ以外の人

 ほとんどの人はこっちだと思いますが、何日間か株を持っている(または空売りする人)人、すなわちデイトレ以外の人は、金利が重要です。

金利は、信用取引において最大のコストになるのです。

その観点ではむさし証券が最もおすすめですね。

 

100万円の信用買いを行ったとしたら、金利が最も安いむさし証券は1か月1,000円程度の金利で済みますが、ほとんどの証券会社が採用する2%代後半の金利では1か月で2,000円以上かかります。

 

普通は、この金利コストが、売買手数料以上に大きい影響を与えるので、金利が最も安いむさし証券が多くの人にお勧めになります。

 

むさし証券は、現物株に注目したランキングでも(同率)1位だったので、かなり使えるネット証券であることが分かりますね。

むさし証券「トレジャーネット」株式取引コストを大幅に削減!

 

その他:投資信託を安く買うにはフィデリティ証券

これまで現物株を買うことを念頭に証券会社を紹介してきました。しかし、いきなり個別株ではなく、まず運用を機関投資家に任せることができる投資信託から始めたい人も多いでしょう。

投資信託の購入手数料はノーロードと言われる手数料が無料のファンドを除いて、総じて高いです。特に大手証券会社だと3%など高い手数料率がかかるため、積極的に売り込みがかかります。反対に、個人投資家の立場からしたら、いきなり3%のマイナスからスタートするため、非常に勝ちにくい投資になってしまいます。どんないい運用を投資信託がしてくれても、このハンディを覆すの結構きつい。

 

でも、ファンド専業の証券会社であるフィデリティ証券は、ファンドの手数料が割り引かれています。特に口座を作ってから3か月間は全ファンドの手数料が無料で購入できます。投資信託は長く持ってゆっくり運用するスタイルが一般的なため、手数料無料期間中に購入して、長く保有すれば通常の証券会社で買うよりずっとお得です。

 

また、口座残高によっては、(3か月過ぎても)いつでも無料で投資信託を買うことができますよ。

  

 

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