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積立(つみたて)NISA、これで完全理解!基礎知識のまとめ

ここ数年で話題になることも多くなった「NISA(ニーサ)」。「初心者でも始めやすい投資」「資産運用の第一歩としてもおすすめ」そんな印象を持たれているようです。2018年1月、新たな制度として「積立(つみたて)NISA」が登場することになりました。この記事では、「積立(つみたて)NISA」とはどんなものなのか、基礎知識をわかりやすくまとめてご紹介します。

 

そもそも、NISAってどんな制度?

シンプルなNISAはどんな制度なのか知っていますか?まずは基本となる「NISA」の内容を知りましょう。

NISAの正式名称

正式名称は「Nippon Individual Savings Account」、これを略して「NISA(ニーサ)」と呼んでいます。

イギリスの個人貯蓄口座「ISA(Individual Savings Account)」をモデルにした制度であることから、こんな名前がつけられました。

日本では2014年から開始され、1人1口座開設することが出来ます。大きな話題となったので「名前くらいは知っている」という人も多いでしょう。

個人向けの減税措置制度

NISAを日本語でわかりやすくすると「少額投資非課税制度」となります。

本来なら、株や投資信託を買って利益が出た場合、それに対して税金がかかります。東日本大震災の復興特別税込で20.315%、もし利益が10万円出たとすると税金は2万315円…手元には8万円弱しか残りません。

こうして考えてみると中々高額ですよね。

でも、NISAならこの税金は非課税になるんです!10万円がそのまま手に入ることになります。これなら普通の証券口座ではなくて、NISA口座を利用したくなりませんか?金融庁の方針として「税金を優遇するから、みんなもっと積極的に投資しよう」ということなんです。

でも、正式名称を思い出してみましょう。「少額」投資非課税制度、でしたよね。名前の通り、投資出来る金額には上限があります。

さらに、投資できる期間も決まっています。対象となる銘柄・商品にも制限があります。

NISA口座の上限は毎年120万円までで、繰り越しは出来ません。また、非課税となる期間は5年間。2023年までは毎年120万円投資可能金額が増えますが、投資総額は最大600万円までとなっています。

非課税期間が終了した後は、保有している金融商品を売る、課税される講座に移す、翌年の非課税投資枠に移す(ロールオーバー)、の3つの選択肢があります。ロールオーバーする場合には、可能な金額の上限はありません。

メリットもありますが、色々と制限があるのがNISAのようですね。ここでわかりやすく条件をまとめてみましょう。

 

NISAの特徴

対象

日本在住の成人(20歳以上)

非課税期間

口座開設から5年間

非課税投資額上限

最大600万円

投資可能期間

2023年まで

年間投資上限額

120万円

対象商品

株式、投資信託、ETF、REIT

 

少額と言えども投資ですから、もちろん損をする可能性もあります。でも、かなり堅実な投資法です。投資の初心者である人や、貯金する感覚で少額の投資をしたい人に向いている制度ですね。

 

積立(つみたて)NISAとは

では、「積立(つみたて)NISA」はどうでしょうか。基本的にはNISAと同じですが、投資できる方法や金額・期間などが違ってきます。

NISAの違い

大きく違うのは、投資方法が積立のみに制限されている事です。これは名前が「積立(つみたて)」となっていることからもわかりますね。

さらに、年間投資上限額は40万円、2037年まで投資が可能となっています。金融庁が「長期の積立・分散投資に適している」と定めた、一定の条件を満たした投資信託・ETFのみ対象です。ちょっと専門的になりますが、販売手数料が無料であること、信託報酬は一定水準以下であること…などいくつかの条件を満たしたものしか買うことが出来ません。

NISAより、さらに長期的・安定的な投資をさせるような制度が「積立(つみたて)NISA」である、と考えると良さそうです。

 

積立(つみたて)NISAの特徴

対象

日本在住の成人(20歳以上)

非課税期間

口座開設から20年間

非課税投資額上限

最大800万円

投資可能期間

2023年まで

年間投資上限額

40万円

対象商品

金融庁の定めた一定条件を満たしたもの

投資方法

積立のみ

 


NISAよりもさらにコストが低く、ややこしい仕組みが排除されたもので「何をどう買ったらいいのか」と悩むことも少なくなります。

非課税期間が長いので、年間の投資上限額が少なくてもトータルで見るとNISAよりも上回ります。

 

少額投資を浸透させる

日本人の家系金融資産構成比は、「現金・預金」が51.9%を占めるのに対して「株式・投資信託」は18.8%にとどまっています(2015年末の調査)。

一方で、アメリカは現金・預金が13.7%、株式・投資信託は45.4%。イギリスでは現金・預金が24.4%、株式・投資信託は35.7%と国ごとに特徴がはっきり分かれています。

国ごとの歴史的な背景や国民性なども考慮されるとはいえ、日本人は個人で投資を行っている人はまだまだ少ないことがわかります。

金融庁は、このようなNISA口座の開設・利用状況の調査結果を受けて貯金から投資へと促す施策を実施してきました。

NISAもその1つですが、利用者はまとまった資金を持つリタイヤ世代が多く、さらに若い世代への普及が課題になっているのです。

「投資をしてみようかな」と思いながらも、「難しそう」「損をしたら嫌だ」と思ってチャレンジ出来ていない人もまだまだ多いようです。

ほとんど貯蓄に近い形で投資できるのが、この「積立(つみたて)NISA」の制度です。

対象となっている金融商品も、基本的には日本経済全体・世界経済全体と連動しているようなインデックスファンドばかり。

「失敗して財産を失う」というイメージとは程遠い、堅実な投資制度なのです。

積立(積み立て)の始め方は?

「これならやってみようかな」と思っても、どうやって始めたらいのでしょうか。

積立(つみたて)NISA利用するには、まず積立(つみたて)NISAの取り扱いがある証券会社などの金融機関専用の口座を開設することから始めます。

今はネット証券などでも簡単に解説が出来ます。これから開設するためにはマイナンバーが必要となりますのでその点は注意しましょう。

NISAと併用出来る?

もし既にNISA口座を持っている場合は、積立(つみたて)NISAと併用することは出来ません。NISAで持っている金融商品が積立(つみたて)NISAの対象であったとしても、そのまま積立(つみたて)NISAにロールオーバーすることは出来ません。

もし積立(つみたて)NISAにロールオーバーしたいと思った場合、一旦売却してつみたてNISA枠で買い直さなければいけなくなります。

どんな人に向いているのか

積立(つみたて)NISAに向いているのはどんな人なのでしょうか。

「少額をコツコツと投資して資産を作ることが出来る」「長期間の運用で利益が出る可能性が高いもののみ取り扱われている」のが特徴でしたね。具体的に例をあげてみます。

とにかく投資を始めてみたい

限りなく貯蓄に近い形で投資が行える積立(つみたて)NISA。証券会社によっては、毎月1,000円程度の少額から始められるものもあります。投資のきっかけとして始めるにはぴったりです。

損をして資産を減らしたくない

積立(つみたて)NISAで取り扱っているのは、長期間運用するとプラス運用になる可能性が高い投資信託のみです。

「投資に興味があるけれども、損をするのは嫌だ」と言う方は、まず積立(つみたて)NISAから入るのがおすすめです。金融商品や投資の仕組みを勉強してからNISA以外の証券口座を開く、などの展開も期待出来ます。

将来に向けてマイホーム資金、教育資金をコツコツ用意していきたい

短期的に利益を出すのではなく、長期間の運用に向いているのが積立(つみたて)NISA 。10年以上未来に向けての貯金、例えば「マイホームを20年後に買うため」「生まれた子供の大学資金準備のため」というような未来に向けた資金作りとして向いています。

投資資金が少ないけど、投資を始めたい

少ない投資資金からでも気軽に始められるのがNISAのメリットの1つ。「そんなにお金はかけられないけど、投資をしたい」という人や若い人に特に向いています。

 

まとめ

積立(つみたて)NISAの基礎知識を簡単にご紹介しました。従来のNISAよりも更に貯蓄のイメージに近い投資、と考えるのがわかりやすそうですね。

今後は「年金が貰えるかわからない」とまで言われている時代です。国に頼らず、個人で資産形成を行う必要性が少なからずあるのではないでしょうか。

そのためにはお金をただ貯めるだけではなく、運用してさらに金額を増やすのも1つの手です。若いうちから始めれば、少ない額の積立でもある程度のまとまった利益が期待出来ます。積立(つみたて)NISAをきっかけに、投資を始めてみてはいかがでしょうか。

エアードロップとは?仮想通貨がタダでもらえる仕組みを解説します。

この記事では、エアードロップといわれる、ただで仮想通貨をもらえる仕組みを解説します。仮想通貨と言っても、ビットコインやイーサリアムのようなメジャーな仮想通貨ではなくて、知名度の低い草コインといわれるような仮想通貨になります。

 

エアードロップと呼ばれるこのシステムについて、ここでは紹介します。

◆エアードロップとは?


仮想通貨におけるエアードロップは、 iPhone のアプリの一種ではありません。

一定の条件を満たせば、アルトコインの発行者がコインを無料配布してくれるサービスのことを指します。羽振りの良いコインでは、ウォレットにもっているだけで、月で20%もの金利をつけてくれるものもあります。

具体的にこのサービスを行っているアルトコインとしてはByTeTel(GBYTE)、OmiseGo、Stellerなどです。

例えばOmiseGoでは、登録したウォレットにイーサリアムを保有していればトークンを配布していました。

Stellerでは、ウォレットにビットコインを保有していればXLMを受け取ることができます。規模は違いますが、預金しておけば金利で増える銀行の定期預金のような感じですね。


◆なぜ仮想通貨をタダで配るのか?

どうして仮想通貨をただで配るのでしょうか。

ビットコインをはじめとした仮想通貨の流行に伴い、多くのアルトコインが新規発行されるようになりました。

当然ながら新しく発行されたアルトコインは投資家にとって認知度がありませんので、何もしなければ購入されることもなくそれに伴い価格も上昇しません。加えてアルトコインの開発者は、そのアルトコインの開発を通じて実現したい理念があり、それを実現するためにも利用者が増えてもらわなければ困るのです。

仮想通貨新たな投資対象として投資家の中で認知度が高まってくると、アルトコインを発行すればお金儲けできると考えてアルトコインを発行する人々も増えてきます。

その結果、多くの種類のアルトコインが乱立し、その数は今や千種類を超すとまで言われています。そうなってくると新規に発行されるアルトコイン自体も、認知度を高めなければ投資家に購入してもらうことができません。

 

そこで認知度を高める手段としてエアードロップ、すなわち無料配布に踏みきるものも増えてきました。

街中などでエナジードリンクを無料配布していることがたまに見かけます。これと同じような原理ですね。

◆大体いくらくらいの価値があるもの通貨がもらえる?

ではタダで受け取ったアルトコインはどのような価値があるのでしょうか。

もちろん購入したのでなく運営者から配られたものなので、元手はかかりません。 仮にもらったコインの価値が上がらなかったとしても、損失が発生しません。

受け取るために登録だけしておいても損はないでしょう。それでは価格が上がったらどれほどあがるのでしょうか。

最近実施されたRebellious(REBL)のAirDropでは、4000 REBLを受け取ることができました。この後 一時的ではありますが0.4$の値を付けました。

このとき売却することができていれば、 おおよそ18万円ぐらいの収益を得ることができたかもしれません。

しかもこのチャンスが無料で得られたというのが驚きです。エアードロップにも挑戦してみる価値がありそうですね。

◆エアードロップをもらう前に用意すべきモノ

しかしながら、エアードロップでコインを無料でもらうためにはいくつか達成すべき条件が設けられています。

元々エアードロップの目的がアルトコインの宣伝であることからこれは仕方ないですね。

マイイーサウォレット(MEW)

エアードロップを実施するアルトコインはイーサリアムをベースとして開発されたものが多いようです。

このことからイーサリアムをウォレットに保有していることが条件になっていることが多々見受けられます。イーサリアムを保有していることを示し、なおかつ配布されるアルトコインの送金先として マイイーサウォレット(My Ether Wallet)を設定しておく必要があります。

マイイーサウォレットは、イーサリアム方式の仮想通貨の保管場所で、信頼性が高く非常に使いやすいです。イーサリアムだけでなくトークンの保存にも利用することができます。
マイイーサウォレットに自分の口座を開設し、エアードロップの応募に使用します。


 

テレグラム

エアードロップを実施するアルトコインは宣伝が目的であったので、 SNS を通じて投資家にその存在を広めてほしいと考えています。

テレグラムはイギリスで開発された日本で言うところの「LINE」です。最近一億人以上が登録をしており、最近大規模な ICO を実施したことでも注目を集めています。

エアードロップの応募の条件として、テレグラムでエアードロップの存在について広めること、というものが散見されるようになったため、エアードロップを狙う投資家には必需品になりました。



エアードロップのやり方

実際にエアードロップでアルトコインを受け取る方法についてご紹介します。

Step1 bitcointalkに登録する

仮想通貨に関する掲示板です。

一部日本語で会話がされているスレッドがありますが、ほとんど英語で表記されています。

ここは仮想通貨に関する情報がやり取りされていて、ICO(Initila Coin Offering)やエアードロップの情報がいち早く投下されたことでも有名です。

エアードロップの申込要件に、このサイトに登録していること、というものもしばしばです。スウェットで書き込みをして「member」のランクまで上げるようにしましょう。

Step2 個人のウォレットを用意する

先ほどご説明したマイイーサウォレットや、waveswalletなどに自分のウォレットを用意しましょう。

Step3 個人のウォレットにイーサリアムなどを送金しておく

イーサリアムの保有量がエアードロップの満たすべき条件になっていることが多いです。

Step4 テレグラムなどの SNS でエアードロップをフォロワーなどに紹介する

ツイッターなどでは相互フォローのアカウントをフォローしていけば、フォロワーは簡単に集めることができます。

Step5  bitcointalkの スレッドで「Announcements(Altcoins)」を覗き、「Air Drop」で検索をかける

Step6 エアードロップに応募する

条件をきちんと満たしていれば、ウォレットに所定のアルトコインが振り込まれるはずです。

 

まとめ

様々な機能を有する新しいアルトコインが開発される度に、このようなサービスが展開されるため、仮想通貨で収益を上げるためには常にアンテナを立てている必要があります。

お金を払うことなくちょっとしたお金を儲けられるチャンスを手に入れられるのは、投資家にとっては非常に魅力的ですね。

一方で注意すべき点もあります。エアードロップは日本でまだまだ認知度が低いために、現在実施されているものは全て英語で表記されています。英語が得意な人は挑戦してみてください。

ジュニアNISAを始め方!口座の選び方のポイントは?おすすめの証券会社は?

いざジュニアNISAをきっかけに家族でNISAを始めてみよう、と考える方もどの金融機関。様々な金融機関でジュニアNISA口座を取り扱っていますが、どこで開設するか選ぶのは中々難しいですよね。2018/01/17/212803

そこで、ジュニアNISAの口座の選び方のポイント・おすすめの証券会社をまとめてご紹介します。

ジュニアNISAデビューを考えている方は、ぜひ参考になさって下さい。

 

以下の記事は関連記事です。

意外と簡単、ジュニアNISAの始め方

経験がないと「投資を始める」と聞くとちょっと敷居が高く感じてしまうかもしれませんね。でも、実は意外と簡単に口座を開設することが出来るんです。

具体的にどんなステップを踏むのか見ていきましょう。

① 口座を開設する金融機関を選ぶ

まず、ジュニアNISAを解説する口座を選ばなければいけません。証券会社の他にも、銀行などで口座開設することが出来ます。

おすすめなのは、やはり証券会社、それもネット証券です。

ジュニアNISAで取扱いのある幅広い商品を選ぶことが出来ますし、AIのアドバイスを受けられるなどのサービスも豊富なところが比較的多いです。

特に投資初心者の方は証券会社で口座開設を検討するのがおすすめです。

各金融機関ではジュニアNISA口座開設で手数料無料、などお得なキャンペーンをやっていますので合わせてチェックするといいですね。

② 口座開設を申し込む

金融機関を決定したら、口座開設を申し込みます。最近はネットで申し込めるところも多いです。初心者の方は大手のネット証券会社を選ぶ方も多いですよね。

ホームページの案内に従って、口座開設申し込みを行います。まず、必要事項をフォームに入力するか、申請書を郵送してもらいます。郵送の場合は申請書に必要事項を記入して返送することになります。

合わせて必要なのがマイナンバーです。「通知カード」や「個人番号カード」などのコピーを提出します。最近はWEBアップロードで手軽に確認できる方法がとられていることも多いようです。金融機関によって方法が異なるので、ホームページ等でしっかり確認しましょう。

注意しなければならないのが、ジュニアNISA口座を解説しようとしている金融機関に親権者も取引口座を持っていなければいけない点です。

もし持っていない場合、同時に親権者の口座開設申し込みを行う必要があります。

親権者の口座はNISA口座でなく、総合取引口座でも大丈夫ですよ。

税務署に確認

NISA口座を開くには税務署からの確認が必要です。

と言っても、難しい手続きは無くて、ネット証券に申し込めば自動的にナビゲートされるので大丈夫です。

金融機関が税務署に非課税適用申請の手続きと、ジュニアNISA口座の重複がないかの確認を行います。

ジュニアNISAは1人1口座までの開設ですので、一定の確認期間が必要になるのです。確認が終了すると、税務署から「確認書」が交付されて口座が開設されます。

④ 口座開設完了!

無事に手続きが終了したら、金融機関からアナウンスがあります。これでジュニアNISA口座の開設は完了です!さっそく金融商品を購入してみましょう。

 

 

 

開設口座を選ぶ時のポイント

いざ「ジュニアNISAを始めよう」と思ったら、どの証券会社(あるいは銀行)で口座を開設するか決めなければなりません。

「何となく、ここでいいかな」という決め方では後々後悔してしまう可能性も。まずは口座を選ぶ時にチェックしたいポイントをご紹介します。

 

口座を選ぶ時に注意したいこと

まず、口座を選ぶ前に気をつけなければいけない点があります。

親権者も同じ金融機関に取引口座を持つ必要がある

実際にジュニアNISA口座を開設するのは親権者ですが、ジュニアNISAを解説しようと思った金融機関に取引口座を開設する必要があります。親権者の口座は、NISA口座でなく総合取引口座で構いません。既に自分でNISA口座や取引口座を持っている場合、同じ金融機関で開設すると手間が省けます。

 

金融機関の変更が出来ない

ジュニアNISAでは、成人のNISAと違って1年ごとに金融機関の変更が出来ません。払出し制限が解除される18歳まで、一度決定した証券会社・銀行でジュニアNISAを運用しなければならなくなります。これは大きなポイントです。

親権者がNISA口座を持っている場合は同じ金融機関でジュニアNISA口座を開設するケースが多いようですが、例えば場所によって店舗数が偏っている金融機関を利用する、などのケースは後に転居した時の手続きが面倒になってしまう可能性もあります。

 

銀行は金融商品が少ないケースが多い

ジュニアNISA口座が開設できるのは証券会社に限りません。銀行でも可能なんです。色々とキャンペーンや宣伝をしているのを見たことがある方もいらっしゃるのでは。

しかし、元々銀行では取扱っている金融商品が少なめです。株式が取り扱えない、投資信託も証券会社と比べて商品数が少ないことが多いので、基本的には証券会社でジュニアNISAの口座を開設するのがいいでしょう。

 

こんな口座を選ぼう!注目したいポイントは?

では、どんなところに注目して証券会社を選ぶのがいいでしょうか。

投資商品が豊富であること

ジュニアNISAは、金融商品が考えているより多彩で驚く方もいらっしゃるかもしれません。購入することが多いのは投資信託や株だと考えられますが、売買するのに手数料がかかるケースがあります。金融機関によっては、キャンペーンで手数料がゼロというところもあります。コストがかからないか、低いものを豊富に揃っているところは有力候補として考えていいでしょう。

ポイントなどお得な還元制度がある

投資信託中心ならポイント制度も重要

ジュニアNISAでは、中・長期的な資産運用を行うことになります。今まで取引経験がない方には投資信託を購入しようとしている方が多い傾向にあります。

投資信託を保有しているだけでポイントがたまるサービスを行っている金融機関がありますので、特に初心者の方は注目してみて下さいね。

お得なキャンペーンを開催している

証券会社はそれぞれジュニアNISAの顧客を獲得するため、様々なキャンペーンを行っているところがほとんどです。

現金のプレゼントがあったり、手数料のキャッシュバックなど魅力的なものも多いですよ。

 

どんな金融商品を購入するのがいい?

ジュニアNISAの大きな特徴として、一度購入した商品は子どもが18歳になるまで引き出すことが出来ません。そのことを踏まえると、中・長期的な投資を前提にした中核になるように、リスクを低く抑えた投資を行うのがいいでしょう。

具体的には、投資信託や株主優待株です。持ちっぱなしになるので、信託コストが低い「インデックス投資」と呼ばれるものが無難です。10年・20年と積み重なるものなので、コストの差は馬鹿になりません。

 

もし投資にある程度慣れている場合、利益を狙ってみることも出来ますね。

アクティブ投信を購入する場合、長期的に見てインデックス投信を凌ぐ運用成績があり、運用法や実績が信頼できる…と判断できるものを選びましょう。

株式取引に慣れている方は、個別株式を保有して大きな利益を出せればベストですよね。候補に入れてみてもいいのではないでしょうか。

 

各金融機関には初心者向けのセミナーを開催したり、相談出来る機会を設けている場合もあります。迷ったら是非活用してみましょう。

 

ジュニアNISAにおすすめ!証券口座

具体的におすすめの証券口座はどこか、ここでピックアップしてご紹介します。

ネット証券は場所を問わず自由に口座開設・取引が行えますのでおすすめですよ。

SBI証券

ネット証券の大手であるSBI証券の特徴は、その取扱商品の種類の豊富さです。今のところ、ジュニアNISAで外国株式取引が可能なのはSBI証券だけ。株や投信に慣れている方は利益を見込んで運用することも出来ますね。

ジュニアNISAの口座開設キャンペーンとして、国内株式(売・買)、海外ETF(買)の取引手数料が恒久無料となっています。

特徴

  • 取り扱っている金融商品の種類が豊富(2,460本以上)
  • 口座管理料・開設料が無料
  • 投資の買い付けが100円から出来る
  • キャンペーンで国内株式(売・買)、海外ETF(買)の取引手数料が恒久無料となる
  • 株取引、日経225先物の発注機能が充実している

 

 

マネックス証券

海外の証券会社を買収しているマネックス証券。海外の株も幅広く売買が出来ますが、ジュニアNISAでの取り扱いはありません。もし親権者も口座を開設して、アメリカや中国など海外に投資しようと考えている方にはおすすめできます。

また、「新規公開株」として利益が出しやすいとされるIPO株を買うための抽選が公平だという点もマネックス証券の特徴です。

取引に慣れている方であれば、メインの取引は別口座で行い、ジュニアNISAをきっかけにサブ口座として開設するのは良い方法です。口座手数料は無料ですので、開設はしやすいですね。

特徴

  • キャンペーンで国内株式(売・買)の取引手数料が恒久無料
  • 口座管理料・開設料が無料

 

楽天証券

楽天の提供するサービスの1つ、楽天証券。楽天スーパーポイントが貯まるキャンペーンやサービスが豊富で、同グループの「楽天銀行」とマネーブリッジを行うとさらにお得になるサービスもあります。普段から楽天の提供しているサービスを利用している場合はお得と言えるでしょう。

特徴

  • 国内株式(売・買)の取引手数料が無料
  • 投資信託を保有していると楽天スーパーポイントが貰える
  • 高機能トレードツール「マーケットスピード」が無料でダウンロード・使用できる

 

カブドットコム証券       

三菱UFJグループが提供するネット証券会社であるカブドットコム証券。株式投資で資産形成しよう、という方に向いているサービスが豊富ですのでジュニアNISA口座にも向いていると言えるでしょう。

毎月1,000円から投資信託出来る「1,000円積立」や、取引手数料がかからない「ノーロード投資信託」など、初心者でも始めやすい商品を多く取り扱っています。

また、「貸株サービス」や「単元未満株取引」といった、他の証券会社ではないようなものも取り扱っていますよ。

特徴

  • ジュニアNISA口座での株式買付手数料が無料
  • 「NISA割」が使える(特定/一般口座の現物株式売買手数料が割引になるサービス)
  • 高機能トレードツールを使える

 

松井証券          

創業が大正7年という老舗証券会社の松井証券。日本初のネット証券を開始したのも松井証券なんですよ。様々なサービスを提供していますが、何かと「無料」になるサービスが多いのが特徴です。ジュニアNISAでも、株式手数料が恒久的に無料です。これはキャンペーンなどに左右されないということ。手数料も中・長期の運用で積み重なると馬鹿になりません。株・投資信託初心者には特におすすめです。

特徴

  • 株式手数料が恒久的に無料
  • 親権者の口座でも使える無料サービスが多い
  • 高性能のトレードツールが利用無料
  • どの商品を買うか、ロボットによる無料アドバイスを受けられる

 

まとめ

ジュニアNISAの口座開設にあたって、チェックしたいポイントとおすすめの証券会社をご紹介しました。

どこでもアクセスできるネット証券で、お得なキャンペーンなどを比較して決定しましょう。一度開設したら基本的には変更出来ないので、自分に合った金融機関を選べるようにしたいですね。


仮想通貨イーサリアムの特徴とお得に取引する方法。スマートコントラクトが魅力。

この記事ではビットコインに次ぐメジャーな仮想通貨イーサリアムについて解説します。

ビットコインをはじめとする仮想通貨の取引市場が近年急速に拡大しています。

取引される仮想通貨が増えるにつれてその市場価値も上昇するため、仮想通貨投資を通して資産形成を目指す個人投資家が増えてきています。

仮想通貨といえばビットコイン、と言われるほどを圧倒的な知名度と流通量を誇るビットコインですが、スマートコントラクトという仕組みの魅力から、イーサリアムをビットコイン以上に高く評価する人は多いです。

ここでは仮想通貨イーサリアムについての特徴と取引方法についてご紹介します。



イーサリアムとは?

イーサリアムは、天才ロシア人数学者Vitalik Buterinが2013年に誕生させた仮想通貨です。2018年1月現在ビットコインに次いで2番目の時価総額を誇ります。

通貨単位はイーサ(ETH)です。スイスを本拠地とする「 ETH DEV」と呼ばれる非営利団体によって、イーサリアムのコアプログラムの開発が進められています。

イーサリアムが魅力的な理由

イーサリアムは、ビットコインに時価総額で後塵を拝していますが、後発の仮想通貨であることからビットコインにはない新たな機能を有しています。

ここではイーサリアムが魅力的である理由についてご紹介します。

特徴

イーサリアムの最大の特徴は、スマートコントラクトです。

日本語の直訳で「賢い契約」の意味を持つスマートコントラクトは、既存のシステムに代替しうる画期的なシステムです。

ビットコインはブロックチェーン上に、取引記録(Transaction)のみを記録していきます。これが仮想通貨の最も根本的なプログラムですが、イーサリアムではブロックチェーン状に取引記録だけでなく、契約や約束事を書き込むことができます。例として、商品の発注するケースについて考えてみます。

アマゾンや楽天などでインターネット通販をする場合、購入者は一旦アマゾンなどの仲介者に代金を支払います。仲介者は代金が支払われたことを販売者に連絡します。

その連絡を受けて初めて販売車は購入者に商品を送ることができます。

このシステムである場合販売者も購入者も仲介者から何らかの形で仲介手数料を取られています。さらに仲介者を挟むためで情報の伝達も早いとは言えません。

端的に述べてしまえば、スマートコントラクトで商品の売買契約を書き込んだ場合、この仲介者は必要なくなります。

購入者は販売者に対して購入のための資金を支払います。販売者は、支払いが行われた時点で支払い元に商品を送付するようにプログラムを組んでおきます。

ブロックチェーンは情報をネットワーク上で分散して管理します。従って、誰が支払いをしたのか、その契約に従って商品の送付をしたのかどうか、全て第三者が検証することができます。

既存の購入システムでは仲介者がこの検証を行っていたのですが、これを誰でも検証可能なブロックチェーンに書き込むことによって、契約自体の妥当性も担保しかつ低コストで購入システムを成立させることができます。これがイーサリアムが画期的である所以です。

スマートコントラクトを実装した仮想通貨はイーサリアムだけではありませんが、他の仮想通貨はイーサリアムのコアプログラムをベースとしてスマートコントラクトを機能させています。

条件が満足すれば自動的に契約を履行するので、現在の公証役場の代替手段になる可能性にも期待が高まっています。

送金速度

イーサリアムは送金や決済の速度でも他の仮想通貨に対して優位性があります。一例として、仮想通貨の取引所間で送金速度を確認してみましょう。

bitflyerからZaifへの送金で比較します。

送金の詰まり方(ビットコイン詰まり)にレベルにもよりますが、ビットコインは1時間程度かかることが多いのに比べて、イーサリアムは10分で完了するのです(日本の取引所だけ遅くなる現象は起きています)。

通常の送金や取引の時でも送金速度は早いに越したことはありませんが、海外の取引所を使いたいときやICOで振り込みに使いたいときなど送金速度は重要なファクターです。

 

イーサリアムクラシックとの関係

イーサリアムは、ハードフォークをしてイーサリアムクラシックという新たなアルトコインを生み出しています。

これはThe Daoと呼ばれる自立型投資信託プログラムがハッキングにあってしまい、多額の資金を流出しました。

この流出をなかったことにするようにイーサリアムの仕様変更したのが現在のイーサリアムです。

一方で、このハードフォークはブロックチェーン技術の最も基本的なルールである分散管理に反していて中央集権的で、イーサリアムの開発者たちが自らの利益のためにとった行動であると批判的な人たちが、イーサリアムクラシックをハードフォークして誕生させました。

現在でも市場規模はイーサリアムの方が多いですが、イーサリアムの主要なマイナーたちがイーサリアムクラシックにうつってきていることから、将来的にはイーサリアムクラシックが主流になるとの見通しもあげられています。

一方でスマートコントラクトを使った投票システム(the DAO)がハッキング弱いことが判明したことで、イーサリアムの開発者たちは脆弱性に対する対応策を積み重ねることとなり、その後も一層とセキュリティが向上しているのもイーサリアムは魅力のひとつです。

将来性

イーサリアムは将来的には様々なサービスやシステムに組み込まれることが予想されています。

具体的には、スマートコントラクトの機能の、金銭の貸し借りやカーシェアリングなどのサービスへの応用が考えられています。

最近ではトヨタや IBM などといった大企業がイーサリアムをベースとしたブロックチェーン技術の応用による新たなサービス開発のための企業連合に参加したとのニュースがあります。今後イーサリアムは、決済手段としてのみならず社会インフラ化していくとの見通しもあり、継続的な価格上昇が見込まれます。(参考:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-05-22/OQC91M6KLVRO01

発行枚数と上限

イーサリアムには発行上限枚数がありません。

従ってマイナー報酬の半減期もありません。

イーサリアムで将来的な課題があるとすれば、インフレ(イーサリアムの発行増)を抑える機構を有しないことです。

ビットコインなどでは、発行上限枚数を設定することで、インフレを回避しています。今後、どのような取り組みがなされるか注目が集まっています。

Etfで買うことはできる?

仮想通貨を資産対象として株式市場で売買するための方法として、ETFが広がり始めていて、イーサリアムも利用可能です。

法定通貨と同様、価値の保存と移転をすることができる仮想通貨ですが、まだその価値が世間一般にまで浸透しておらず、株式の審査をする証券取引委員会などは仮想通貨を資産として認めていないために、 ETF の販売は現場では限られたものになっています。

 

1.イーサリアムクラシック・インベスト・ファンド

イーサリアムではなくイーサリアムクラシックを資産として使用する ETF になります。アメリカの店頭市場であるQTCQXでのみ購入することができます。

ここでは購入できる投資家に制限があるため、日本人が買うのは非常に高いハートになっています。

2. イーサインデックス・ イーサトラスト

こちらは現在審査中の ETF です。ドル建てでイーサリアムに投資するファンドになっています。

仮想通貨を投資対象としたファンドはまだまだ数が少ないです。

今後の展望としては、仮想通貨で最も有名であるビットコインの先物市場が開設されて、ビットコインの ETF が販売されるようになれば、 イーサリアムを対象とした ETF も順次販売されているのではないでしょうか。このでもまだ市場が未開拓であることに由来しています。

イーサリアムの買い方は?どこの取引所がおすすめ?

イーサリアムはビットコインに次ぐ時価総額を誇るアルトコインです。日本の主要な取引上であればイーサリアムを日本円で購入することができます。

ただ、最大手のビットフライヤーはおすすめできません。

取引所方式ではなくて、ビットフライヤーが仕入れたイーサリアムを販売する形式なので、市場価格より10%近く割高です。

利用しない方が良いでしょう。

無難なのはコインチェックかザイフです。

 

コインチェックは最大手なので迷ったら使うべきです。

流動性が高くて、安い値段で買うことが出来ます。

簡単安心!ビットコイン取引所 coincheck

ザイフ(Zaif)なら積立買いもできる

ここでは長期投資に最適な購入方法として積立購入をご紹介します。

投資の基本としてドルコスト平均法と呼ばれるものがあります。

購入タイミングを分散することによって、価格変動がある投資対象の購入代金を長期的に見た時に市場平均 toto にすることができます。

したがってどんな取引所でも毎月同じ額だけ仮想通貨購入すればこの方法を利用することができます。 しかし毎月決まった金額購入するのは、面倒ですし、ついつい忘れてしまいます。

そんな人向けに取引所zaifは積立購入サービスを提供しています。

毎月10日までに翌月にどの仮想通貨をいくら買うのか申し込みます。

そうするとよく仮想通貨を決まったタイミングで購入してくれます。

これならば買い忘れもありません。安いタイミングを狙って注文板に張り付いている必要もありません。長期で分散投資をする場合には、この方法はもう有効であることを覚えておいて損はありません。

仮想通貨は変動が激しいので、いきなり大量に買いたくない、購入タイミングを分散したいって人は考えても良いかもしれません。

 ただ、不正出勤などトラブルがある取引所なので、積立とは別の理由からあまり推奨しないです。なので、コインチェックが無難だと思いますよ。

まとめ

単なる決済手段に止まらないイーサリアムは、今後も発展が見込まれ将来的には社会インフラになるかもしれません。

スマートコントラクトの仕組みが強力なので、ビットコインに対する独自の優位性は持ち続けると思われます。

ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin

なぜビットフライヤーでビットコインの現物とFXの価格が違うのか?トレードへの活用は?

 ビットフライヤーはbitFlyer Ligtning(ビットフライヤーライトニング)というビットコインのFX取引(というか証拠金取引)のサービスを提供しています。

ビットコインの強烈な上昇もあって、レバレッジを掛けられるbitFlyer Ligtningは大人気。

多くの人が利用していると思います。

でも、よくよく見てみるとbitFlyer LigtningのビットコインFX価格って現物市場より高くなっています。

金融取引に慣れた人なら、「ビットコインの現物とFXが同一のモノなら裁定が働くことで、ほぼ同じ価格に収れんするはず」って思うでしょう。

しかし、この乖離は取引所(ビットフライヤー)側の対策にも関わらず、15%も乖離しています。

この理由は何でしょうか?また、この乖離を投資機会にすることはできるのでしょうか?

この2点について考えてみます。

ビットコイン現物とFXの価格乖離率は約15%

現状がどんな感じになっているかビットフライヤーの価格を見てみます。

まず、現物価格が1BTC(日本円でビットコインを買った場合の価格)1,892,624円で約180万円ですね。

※ビットコイン現物価格としてビット価格(買い手が提示している最も高い価格。売り手が売ろうとしたとき、換金できる金額になる)を利用しました。

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次にビットコインのFX価格を見てみます。

下のビットコインライトニングのキャプチャーを見てもらえばわかりますが、2,193,200円ですね。

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FX価格が約220万円に対して、現物価格が190万円と約15%乖離していることが分かりますね。

なぜ、ビットコインのFX価格が現物価格より割高なのか

今回の記事のテーマは、「ビットコインの現物価格とFX価格の乖離が縮小しないのはなぜか」ってことなのですが、そもそも「なぜ現物とFXの価格が乖離しているか?」から考えてみます。

 

と言っても、この問題に明確に答えを出すのは難しいです。

最初にわたしが考えた理由をまず述べてみます。

現物市場にはマイニングの売りが入るから?

ビットコインは中央銀行のような資金の供給主体がいない反面、マイニング(採掘)によって市中からビットコインが湧いてくる(採掘される)仕組みです。

マイニングされたビットコインは、当然に現物です。

マイニングして現物を手に入れた人は、市場(仮想通貨取引所)で売ることで、現金(日本円などの法定通貨、仮想通貨界隈ではFiatなどと呼ばれますね)を手にします。

すなわち、現物の市場にはマイニングで発掘されたビットコインの売りが出続けることになります。

 

マイニングによる売りが、現物にはある→値下がりしやすい

マイニングによる売りが、FXにはない→値下がり要素がない

 

最初、この「マイニングによる売り」が現物とFXの価格乖離の理由なのかなぁ~って思いました。

 

しかし、よく考えたらこの理由はなさそうです。

なぜなら、ビットコインのマイニングは大半が中国で行われているからです。

中国人が、ビットコイン価格が高い日本に持ち込んで売っているって考えれば一応整合性が取れますが、現実的には可能性は低そうです。

 

結局は投機熱の象徴か?

その他にもいろいろ理由を考えましたが、金融市場的な解釈からあまりしっくりくるものはありません。

結局一番可能性がありそうなのが、高まった投機熱がビットコインFXに表れているっていう単純なものです。

ビットコインFXではビットフライヤーだと15倍のレバレッジを掛けることが出来ます。

手持ちのお金が少ない人が、どんどん値上がりが続くビットコインの上昇に載るために、レバレッジを掛けて買いに行っているってことかなぁって思います。

 

株式投資でも、信用買いは信用売りの10倍くらいあるので、レバレッジを掛けて買いに回りたいっていうのは、心理的に取りやすいポジションなんのかもしれませんね。

 

では、なぜ乖離が縮まらないのか?

では、なぜ現物価格とFX価格の乖離が縮まらないのでしょうか?

金融市場では、本来的に同一なものは(ほぼ)同じ価格まで収れんしますが、それをもたらしているのは裁定取引です。

裁定取引とは割高なものを売って、割安なものを買うことで、その差額を利益にすることですね。

先物と現物は本来的に同じものなので、先物を売っておいて(将来現物を引き渡す約束するのと同様)、現物を買って相手に渡してあげればリスクなしに儲けることが出来ます。

この裁定取引の仕組みがあまりにも強烈なので、世界中の株式や債券などは、同じものについては同じ価格(変な表現)で取引されています。

 

ただ、仮想通貨はまだ発展途上の市場。

この裁定取引の仕組みが機能しにくいです。

 

どういうことかというと、ビットコインFXと現物の裁定取引を行う場合、

  • FXを現物決済する

ことが、一般的な方法(もっとも確実な裁定取引)です。

 

ただ、ビットフライヤーでは現物決済には20%の手数料金(VWAP:加重平均約定価格)が必要になります。

 

現物決済に20%の手数料が発生するので、先物と現物の価格乖離が20%以上ないと利益が出ないことになります。

別の言い方をすると、現物価格とFX価格の差が20%以内なら、(現物決済前提の)裁定取引は行われないってことになります。

だから、現在の15%程の乖離がなかなか縮まらないわけですね。

では、収益機会にならないのか

では、ビットコインの現物価格とFX価格の乖離は収益機会にならないのでしょうか?

わたしは、そんなこともないかなぁって印象をもっています。

もちろん、手数料ゼロでFXを現物決済出来れば最高の収益機会なのですが、それは不可能であることはすでに説明しました。

どうやるかと言えば、単純に

  • 割安な現物ビットコインの買い
  • 割高なFXビットコインの売り

を同時に行うだけです。

そして両者の価格差が縮まれば利益になります。

実際にわたしはこの取引を試していて、そこそこうまく行っています(別の取引所に運んで売るっていう裁定もおすすめなのですが、それは別の話なので割愛)。

 

これってもちろん、確実に利益になるわけではなくて、現物とFXの価格差が広がれば損をします。株式のロングショートで又裂き(往復びんた)にあっているようなものですね。

ただ、心強いのは現物と先物の乖離幅が20%以内に収まる可能性が高いこと(それをはみ出すようだと、前述のFXの現物決済という確実な裁定機会が生まれるため、差が詰まる)。

なので、勝率の高い勝負なんですよね。

 

それに、ビットフライヤーも現物と先物の価格差が大きいことを懸念して、スワップポイントのようなものを課す(価格差が縮まる方向への取引には与える)ことで、価格差を抑え込もうとしています。

実際にこの措置の検討をアナウンス後、両者の価格差は縮小しています。

 

これらの要因を考えると、一定の乖離率は続くかもしれないが、価格差が開きすぎた局面は収益機会になりうるって言えそうですね。