アパレル系小売業の既存店売上まとめ
アパレル系小売業の既存店舗の売上高が前年同月比でどういう状況になっているか、をまとめました。この既存店売上高はプラス圏なら、同一店舗から得られる売上高が増加しているので、基本的に企業の収益力も上昇します。非常に重要な指標ですね~
主観的な部分もありますが、4つに大別して並べました。
1.カジュアル系
ジーンズ(デニム)が売れなくなって苦しんでいるグループ。2013年以降も低調な展開が続いています。
ちょっと復活には時間がかかりそう。
このライトオンとかジーンズメイトって一番の高単価品がジーンズだったわけでして、それが売れなくなったのは厳しい。
2.アローズほか
1.のグループと違って構造的な逆風がないグループかな。
特にアローズは絶好調。ネット販売が良いほか、直近では店舗を多く構えているルミネのセールとかで順調です。
アダストリアHDって以前はポイントって名前でした。知らない人もいそうだから補っとくと、ローリーズファームとかアナスタシアとかやってる会社です。
3.紳士服系
紳士服系は意外と順調。コナカはちょっと弱めですが、ほかはそこそこ。タカキューってよく知らないのですが、なかなか強いですね。
4.ファーストリテイリングほか
ファーストリテイリング強すぎ。
1月は積極的に在庫積みましたところに大寒波が来て賭に勝った模様です。
ヒートテックの顧客1人当たりの買い上げ点数が増加しているなど、好印象です。
まとめると数が多すぎて見難いので4つ分けたのですが、カテゴリー分けが・・・
セレクトショップ系の大きい上場企業がアローズくらいしかなくて、うまい分け方が思いつきませんでした。シップス(SHIPS)上場しないかなって思ったけど、どうも業績悪いみたいです・・・