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FX初心者向けまとめ解説(株式投資もあるよ)

FX初心者向けに投資情報を分かり易くまとめて解説しています。FX口座に対するレビューや通貨毎の特徴もまとめてありFX入門者にも使いやすいサイトを目指します。株式投資情報もあるので幅広い投資知識を提供します。

トレンドラインで為替のトレンドを見極める



トレンドラインでトレンド分析

FX市場は他の金融市場と比べてトレンドが発生しやすい市場と言われます。

トレンドとは何かということを掘り下げると長くなるので、(上昇にせよ下落にせよ)一定方向の値動きが継続することを、ここではトレンドと呼ぶことにします。

なぜ、FX市場でトレンドが発生しやすいかと言えば、為替には明確なファンダメンタルズ(経済的価値)を定めることが難しい、という事情があると言われてます。

ドル円のレートが100円が良いのか、102円が良いのか、という問題に答えることは、とても難しいのです。為替レートの決定理論などもあることはあるのですが、あまり現実の市場を説明するに足るものにはなっていません。

そのため、ここまで下がれば割安だから逆張りをしてみよう、というようなトレンドに逆らう取引はやりにくいものがあります。

 

だから、為替市場では、一定の方向感に沿った取引、トレンドフォロー的な取引が一般的になります。

 

ということは、トレンドを分析することは為替市場の基本の一つと考えて良いでしょう。

そのトレンドを分析するにあたって便利な道具であるトレンドラインのについて説明します。

 

トレンドラインとは

トレンドラインとは安値同士を結んだサポートライン(下値支持線)と高値同士を結んだレジスタンスライン(上値抵抗線)によってできています。

言葉だけだと難しいので、チャートにします。

トレンドライン

(DMMFXのチャート機能を少し加工したものです)

ドル円のチャートを例に使っています。

青色の線がサポートライン(下値抵抗線)、赤色の線がレジスタンスライン(上値抵抗線)になります。

 

なぜトレンドラインは有効なのか

こうしたサポートラインレジスタンスラインは、為替市場関係者はよく見ています。

そのため「サポートラインが100円にある」となれば、とりあえず買いたい人は100円を目安に買いに来るわけです。

このように多くの人が注目する指標が効力を持ちやすいのがテクニカル分析の常ですが、トレンドラインは最もよく使われるテクニカル指標の一つであるため、当然その有効性も高くなります。

 

トレンドライン利用方法

局面ごとのサポートラインとレジスタンスラインの重要性

トレンドラインには以下の2種類があるとご説明しました。

・サポートライン

・レジスタンスライン

この両者の重要性は局面ごとに異なります。

 

一般的に、上昇トレンドではレジスタンスライン(上値抵抗線)が、下落トレンドではサポートライン(下値抵抗線)が重要と言われます。

 

上に載せたドル円のチャートでは、下落トレンドになっているので青色のサポートラインが重要ってことですね。

 

トレンドが変わる場合の見分け方

トレンドが変わる場合

カナダドル円チャートを例に使います。

2016年1月から(原油価格の回復などで)緩やかな上昇トレンドが続いていました。

その期間、青色のサポートラインが形成されていたわけですが、そのサポートラインを割り込んだのち下落トレンドになり新たに赤色のレジスタンスラインが形成されています。

このように、上昇トレンドの場合、サポートラインを割り込むと上昇トレンドが終了した可能性が高いと判断されます。

 

なお、下落トレンドの場合には、レジスタンスライン(上値抵抗線)を突き抜けた場合が、下落トレンド終了の目安になります。

 

サポートラインを割り込むことが重要な理由

なぜ、(上昇トレンド終了の目安として)サポートラインが重要なのでしょうか。

それは投資家のストップロスという行動が影響しています。

為替投資家は通常、売買を行ったとき思惑と反対に相場が動いてしまった場合に備えて損切りラインを設定し、そのレートまで為替が達したら自動的にポジションを閉じる注文(ストップロス)を設定します。

ストップロスなので、これ以上損失が広がらない(ロスをストップさせる)注文っていう意味ですね。

 

投資家が、上昇トレンドに乗るために買い持ちのポジションを取っていたとします。

その場合、ストップロスをどの水準レートに設定するでしょうか。

 

その際に参考にされるのがサポートラインです。

サポートラインは、通常この水準で相場がサポートされるラインです。

ということは、この水準までは下がりうるので、その上にストップロスを設定しては、無駄な損切りを行う羽目になりそうです。

そのため、通常サポートされるサポートラインの少し下にストップロスを設定するのが普通です。

そうすれば、ロスカットを防ぎながら、万が一の時の損失も限定しつつ上昇トレンドに乗ることが出来るようになります。

 

ストップロスがサポートラインの下部に集中

青色のサポートラインの下に黄色の点で示したストップロスの注文が並んでいるイメージです。

 

みんながこのストップロスの注文を入れることでどうなるかというと、サポートラインを割り込んだ際に、連鎖的にストップロスの注文がヒットして、売りが続くことがあります。いわるい売りが売りを呼ぶ展開、などと表現される現象ですね。

こうなると、再度上昇トレンドに回帰するのは難しく、通常は一旦下落トレンド追求することになります。

 

こういった、トレンドラインを信じる人たちの行動が、トレンドラインをより強固なものにしている面があるわけですね。