ユーザーよ、早く課金に慣れよ
無料で遊べるけど、課金するともっと楽しめるゲームって、ユーザーをいかにお金を支払うことに慣れさせるか、がゲーム会社の課題です。
これが非常にうまいのがコロプラです。
国内のゲーム市場で唯一好調なのは、モバイルゲーム市場ですが、この分野の勝ち組といえばコロプラでしょう。「魔法使いと黒猫のウィズ」(クイズとRPGを融合したゲーム)に加え、「プロ野球 PRIDE」が2本柱です。
同社の「プロ野球 PRIDE」は 8 月までは安定的な成長にとどまっていましたが、テレビCMを積極化したことが奏功し、9月以降の成長がペースが上がっています。新規ユーザーが増加していることに加え、ユーザーの増加でゲームの魅力向上が起きていると思われます。最初はゆっくりゲームに慣れさせ、ユーザーがこのゲーム内で「高い地位を得たい」って思う頃に(立ち上げ期に続き)再度露出を増やし、課金するインセンティブを与える戦略が明確です。
「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」も1ヶ月程度テレビCMを流しており、ユーザー数拡大に貢献している模様です。
コロプラの業績は、前四半期の実績を更新続ける典型的な成長株とみなせます。全てのオンラインアプリが過去最高四半期売上を更新するなどすごい勢いです。
どうでもいいことですが、プライドを煽ることで高課金ユーザーを作る仕組みってAKB48とかと同じなんですかね?
参考記事
コロプラ決算説明会 馬場社長「私たちもびっくり」の急成長 斬新な新作タイトル投入で「ガンホー・スーパーセル」連合超え目指す | Social Game Info