新興企業を評価するために役に立ちそうな情報をまとめました
IPO銘柄のIR情報はこうして作られる
IR情報の提供の仕方に定評(?)があるコロプラの最高戦略責任者のプレゼンテーション。長谷部氏はセルサイド(証券会社)出身なだけあって、バイサイド(投資家)が心地よく感じる情報公開を行っている模様。でも、PERは本来成長性の変数であるべきで、それを妄想って言っちゃう経営には疑問も。作られた時価総額(≒株価)を元に投資したらどうなるんだろう・・・
IPO銘柄のスタートアップ時の資金調達
IPO(新規株式公開)までこぎ着ければ、(初期段階において)一定の成功を収めた企業と言って良いでしょう。そうした企業が、IPOに至る前の段階でどのように資金調達を行っていたかがまとめられており非常におもしろい記事。
どういった投資家がどうゆうバリュエーションで資金投入を行うかも記載されている。
ひとり総研さんはこの記事が1本目でこれ以降はまだ書かれていないようです。
2013年にイグジットした企業まとめ
2013年にめでたくイグジット(出口戦略)を迎えられたIT・ネット企業のまとめです。IPO以外の、事業会社による買収などによるイグジットも載っているので幅広く企業価値を評価するのに役立ちそう。
LINEの収益構造分析
上場が噂されるLINEの収益構造が分析されてます。収益の6割がゲームからもたらされているとのこと。この辺かつてガラケー系SNSで強かった企業と同じですね。やはり課金しやすい分野って偏るのでしょうね。
Snapchatの戦略
Snapchatのサービスは一度閲覧されたら消えるメッセージ。なんかすごくインターネットと相性いい気がします。
4,000億円の買収提案断るのもうなずける話。
この日本版のサービス作ろうと今も必死で動いている人がきっといるんでしょうね。
Facebook衰退の理由
SNSはコミュニティーの大きさが価値に直結するので、拡大期にはポジティブフィードバックが強烈にかかるけど、衰退期にはネガティブフィードバックがめちゃくちゃかかるのもやむなし。
起業家には情熱が必要
原資が無いでしょうから当然ですが、創業者は創業時にはあまり給料をもらっていません。でも、創業って自分の労働力と資金を一点につぎ込む超集中投資なので、あたればすごいのは当然ですね。
スマホの次はハードがおもしろい
シリコンバレーは実は閉鎖的とのこと(外国人からみてってことかな?)。
今はハードウェアがおもしろいらしいです。