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巨匠 グリーンスパン元FRB議長の名言をまとめてみたよ



世界の中央銀行総裁のなかでも、アメリカFRB議長の存在感は別格です。その中でも、特に存在感があった巨匠グリーンスパン元FRB議長の名言をまとめました(名言ありすぎるので結構もれはあると思います)。

根拠なき熱狂

一番有名。1996年12月に行ったスピーチでNYダウが6,000ドルまで上昇したことを懸念した発言。その後、ITバブルは崩壊することになる。ただ、今から見れば、当時のダウはだいぶ低い水準なんですけどね。

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外からとやかく言うべきことではないが、エコノミストとして見る限り、移民を増やそうとしていないことは、日本経済を将来難しい状況に追い込むだろう。

日本経済へのアドバイス。人口が減っても一人当たりの生産性が向上すれば経済成長は維持できる、って議論もありますが、(労働)人口減ったら普通厳しいですよね。グリーンスパンさんは著書で、先進国では生産性の向上は年間2%程度(しか無理)って書いました。この辺考えても、長期では日本は厳しいですね~

 

我々は国の通貨を管理しているのです。中央銀行はそのために、人々の日々の生活にかかわっています。我々は彼らの購買力を守る守護者なのです。

アメリカの中央銀行の任務は、物価と雇用の安定(日本は物価のみ)。雇用にもコミットしているため金融政策にアグレッシブ(バブル助長的)になりがちとよく指摘されますが、物価への配慮もちゃんとしてるって言ってます。

物価が上がると国民の(実質)購買力が落ちるって意味ですね(給料は物価に対して遅れて上がるって前提がある)。

 

中国・上海の株式市場は、バブルの特徴を備えている。バブルの定義を知りたいなら、これがそうだ。

ちょっと迷言系ですが格好良くて好き。

 

私の発言がマーケットに影響を与えてきた事は承知している。ただ、私の真意が伝わったことは1度も無い。

グリーンスパン氏はわざとわかりにくく発言することで有名。それなのに真意が伝わらないって話すのはある意味、勝利宣言かな。

 

リスクを取る意思は、自由経済の発展に不可欠である。貯蓄者も仲介金融機関も無リスクの資産にしか投資しないのであれば、企業に成長の可能性があっても、それが実現することはない。

グリーンスパン氏は資本主義・自由主義の擁護者ってイメージが強い。

 

一方で

すべてを市場に任せれば、人間はその不安定さに耐えられず資本主義は維持できない

この現実主義的なところがすごく好きです。人間は感情の生き物ですしね。