スイス中銀ショックの記事まとめ
スイスフランの対ユーロレート1.2の防衛線撤廃は為替市場にとどまらず、さまざまな金融商品のボラティリティを跳ね上げるビックイベントになりました。
さまざまな報道機関やブロガーさんが解説記事や金融市場の反応をまとめています。歴史的イベントなので金融市場の反応系を中心に記事をまとめておきます。
わたしが書きたかったことはこちらに書きました。
・スイスがなぜ介入を行っていたのか
・なぜ、本来無制限に可能なはずの自国通貨売り介入を断念せざる得なくなったのか
などについて書いています。
全体的な流れがまとまっています。
スイス企業は自国が小さく、世界中に展開している企業が多いため、外貨建の資産が多くなるため、スイス株式市場も厳しい展開になりました。
介入時の反応
悲痛な叫びが谺しまくっています。
スイスフランの影響で引き起こされる円高ユーロ安でやられた、とかではなくて、ダイレクトでスイスフランでやられてしまった人も結構多いんですね。
中銀の売りをバックにトレードって自然な発想なだけにその悲しみたるや・・・
一方で、儲けている人もいるようで・・・
全力2階建てさんのツイッターまとめは安定の品質。
1億近い損失を出している人がいたりとなかなか。カイジの引用が面白い。
こちらもカイジ。
追い証にについて質問している人がいて、丁寧な回答が寄せられています。
事前にスイスフランの証拠金比率を引き上げた業者の情報も。
FXの巨額損失からの立ち直り方
立ち直れないほどの損失を被ってしまった際の対象法。
弁護士の力量次第で自己破産できるとのこと。弁護士次第で法律の適用が違うって現実なんだけどどうなんだろ、ファジーな部分がある世界だろうかだから仕方ないのか・・・
などと思っていたら、こちらの記事に答えが。
破産法は本来免責ができない借金についても裁判官が最良で自己破産させてくれるという法律になっているようです。総合判断するってことのようです。
FX業者が被る影響
FX会社がつぶれるかも知れないから、口座から資金を逃がせとの提案。
ただ顧客の資金は分別管理(通常は信託銀行に信託保全している)されているはずだからどうなんだろう・・・
海外では為替業者の破綻が始まっています。顧客の損失をどの程度吸収できるかについては、レバレッジ規制がゆるい海外業者の方が危ないのでしょうね。