FX初心者向けまとめ解説(株式投資もあるよ)

FX初心者向けに投資情報を分かり易くまとめて解説しています。FX口座に対するレビューや通貨毎の特徴もまとめてありFX入門者にも使いやすいサイトを目指します。株式投資情報もあるので幅広い投資知識を提供します。

イギリスのEU離脱、Brexitは何が論点になっているのか

Bregxitについてまとめ 欧州連合(EU)は、英国を EU に残留させるための改革案で合意しました。 以下に状況を整理してみます。 Bregxitについてまとめ 英国内の立ち位置は Brexit派はなぜ離脱したい? 今回のEU改革案はなぜ必要だった? 今回のEU改革案で何…

マイナス金利で借りる法人(リート)が出てきたので、金利スワップを簡単に説明するよ。

ついに始まったマイナス金利での借り入れ GLP投資法人(3281)がマイナス金利での借り入れを行うと発表しました。 http://www.glpjreit.com/site/file/tmp-QDAUf.pdf 日銀が導入したマイナス金利は、日銀当座預金の一部にマイナス金利を付与する、という仕組…

人民元の謎。中国の外貨準備が減るとき何が起きている?

人民元の基礎解説を行うよ 人民元は国家(中央銀行)に強く管理されている通貨です。でも、固定相場ではない。管理変動相場制といわれる人民元の仕組みを解説してみます。 目次 人民元の基礎解説を行うよ なぜ、人民元は管理された通貨と呼ばれるのか?人民…

マイナス金利の先輩。欧州銀行の資産運用

日銀がマイナス金利を導入 日本銀行がマイナス金利を導入しました。 これに資金運用先が懸念される銀行の株価(特にゆうちょ銀行や地方銀行)が大きく値下がりすることとなりました。 でも、マイナス金利なら欧州が大先輩。 ECB(欧州中央銀行)は2014年には…

過払い金返還請求の時効が影響?クレディセゾンが下⽅修正

過払い金が減ってこない カード事業を展開するクレディセゾンが2015年通期経常利益予想を下方修正しました。従来は465億円とみていたところ、それを-135億円引き下げて330億円に引き下げています。 下方修正の要因は、過払い金返還請求対策として繰⼊金を150…

フィンテックで変わるあなたの資産運用。一部ラップ口座は無料化へ

フィンテックを巡る議論が盛ん 金融とテクノロジーの融合を意味するフィンテック(FinTech)。 その意味合いは広く、スマートフォンなどのデジタル機器を活用した金融サービスや、人工知能を用いた低価格な資産運用サービスなどさまざまなものが存在します。…

ネット証券の手数料が下がらなくなったのはなぜか?

ネット証券はシェア拡大を続けてきた ネット証券各社はこれまで、野村証券や大和証券、SMBC日興証券などの大手証券や中小証券と比べ割安な手数料と、レベルの高いトレーディングシステムを用いて競争を続けてきました。 主要顧客が高齢化し、自己勘定のトレ…

日銀のマイナス金利についてのまとめ

マイナス金利についてまとめます 日銀は1月29日の金融政策決定会合でマイナス金利の導入を決定しました。そのインパクトはすさまじく、当日の私のブログのアクセス解析はこんな感じ。 政策決定会合があった12時台から一気にアクセスが増えています。その原因…

マイナス金利導入で上昇しやすい株、業種は

マイナス金利がやってきた 1 月 29 日、日本銀行は「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入を決めました。 今回の導入でそもそも株価はあがるのか、上がるとしたらどの業種がいいのかについて考えてみます。 マイナス金利導入発表後、日経平均は発表直…

マイナス金利と株式市場。特に銀行株は影響が大きい

日銀がマイナス金利導入を決定 日本銀行は本日の金融政策決定会合で、金融機関が保有する日銀当座預金に0.1%のマイナス金利を適用することを決めました。 為替は円安、株式市場は一時はマイナス圏に入るなど大きく乱高下しながらも、最終的には476円高(2.8…

電力自由化でガソリンも安くなる。電気代節約にはENEOSでんきが良さそう

待望の電力自由化 これまで地域毎に独占的に電力を供給してきた電力会社。電力業界には、競争がないため非効率な経営に終始してきたことから、日本の電力料金は先進国でもかなり割高な水準です。(産業用ですが)東レが電力コストの安さを理由に韓国に工場を…

高頻度アルゴリズム取引に個人投資家はどう向き合うべきか。デイトレやってる場合じゃない。

日銀政策決定会合直後に特徴的な値動き 今回は、12月の日銀政策決定会合直後の株価の特徴的な値動きから、高頻度アルゴリズム・トレーディング(Highfrequency trading、以下HFT)が株式市場に与える影響と、HFT業者が跋扈する中でデイトレードにどの程度勝算…

高層マンション買った人は巻き添え状態。タワー型マンションの節税ができなくなります。

2016 月 24 日付の日本経済新聞に「マンション節税」防止の記事が掲載されました。 国税庁と総務省が、タワーマンションを使った相続税節税に歯止めをかけるため、高層階の課税評価額を引き上げ、固定資産税や相続税を引き上げると報じています。 よく飛ばし…

スプリントの苦しいコスト削減でソフトバンクの株価が急落

スプリントの苦戦 2012年にソフトバンクがスプリントを1.6兆円で買収した当時は、経営不振に陥っていたスプリントの回復が期待されていました。 ボーダフォンから買収した日本の携帯事業で大きく巻き返したソフトバンク(孫社長)の手腕は、アメリカでもキッ…

ティファニー (TIF) が順調なのは日本のみ。世界ではドル高で苦戦中です

2015 年のホリデー商戦は既存店売上 5%減と残念な結果 ティファニーが ホリデー商戦の結果を発表しました。 その結果はひどいの一言。既存店売上は前年同期比 5%減と、非常に厳しいものになりました。前年のホリデー商戦はブランディング戦略に失敗してお…

人民元安の原因と結果。均衡価格を為替レートの決定理論から考えてみる。

人民元安はなぜ起きているのか 人民元安で世界的に金融市場が緊張しています。日本の株式市場は、円が昨年末から3円超円高となり、日経平均は1300円超下落しています。 金融市場の混乱をもたらしているのは、原油価格の下落に加えて、人民元の下落の影響が大…

電力自由化は節約の助けになりそう。株価にプラスの会社もでてきそうです

KDDIが電力小売り「au でんき」を発表 ソフトバンクが得意の印象深いCMをだいぶ前から流してましたが、KDDIも電力サービスに参入を決定しました。KDDI は関西電力(9503)、中国電力(9504)と業務提携を発表しており、基本的には従来の電気料金と同じ価格で…

スターバックス最大サイズ、ベンティのカフェイン含有量は魔の領域

スターバックスの無料券 上場していた頃の日本のスターバックスって米国本社との間に出店数を契約しているなど、海外企業の子会社であるリスクを認識させてくれる貴重な存在でした。 日本国内でスタバブランドを独占する権利が与えられているものの、ライセ…

株価が今どのステージにあるのか理解できる。投資に役立ちすぎるクレジットサイクルとは

クレジット(信用)サイクルとは 目の前の株価や銘柄選びに一喜一憂するのもよいですが、たまには大局的な視点に立って現在の株価や金融市場全体がどの段階(位置)にあるのか、考えてみるのも良さそうです。 経済全体の局面分析をする在庫循環モデルは有名…

好調なホテルビジネスと民泊解禁。ホテル系リートの特徴とは?

ホテルは超景気敏感な商売 ホテル事業は超景気敏感な商売です。 ホテルという箱にかかるコストはほぼ一定であるため固定費が高く、一方で変動費は低い。売上に連動してコストが増えにくい構造のため、客が増えれば急激に利益が伸びる。 反対に客が少なければ…

サウジアラビアの経済的困難。良質な油田がありながらなぜ?

財政難に悩むサウジアアラビア。しかし、なぜ? 中東と言えば原油、それがもたらす莫大な富のイメージ。その中でも、採掘しやすい優良な油田と莫大な潜在埋蔵量をもつサウジアラビアは、象徴的な存在かと思います。 しかし最近は原油価格の下落で急激に財政…

中国のサーキットブレーカーが導入直後に作動しまくる。そして即座に適用停止。何が問題だったのか?

中国がサーキットブレーカー導入 2016年、中国がサーキットブレーカーを導入しました。サーキットブレーカーとは株式市場などの相場の急落局面で過度の変動を抑えるため一時的に取引を抑制(または終了)させる制度のことです。 新年早々金融市場が大荒れに…

配当狙い投資が得意なヘッジファンドマネージャーが愛する配当銘柄

配当狙い投資で驚異の高パフォーマンス 面白い記事があったので英語の勉強がてら訳してみます(日本人になじみの無い銘柄は適当に補ったりするので、適当な超訳です)。 億万長者であるデイビット・テッパーは成功したヘッジファンドのファンドマネージャー…

なぜ原油価格は暴落しているのか。シェールオイルがもたらす新たな原油市場

無視されたシェールオイルの躍進 2013年10月に初めて米国の鉄道貨物とパイプラインによるシェールオイルの米国メキシコ湾岸地域への大量輸送が可能となり、米国シェール革命は始まった。 単に安い原油が出てくるようになったのでは無い。米国の精製マージン…

フランスで右派伸張。ナショナリズムと為替の関係。

ナショナリズムと為替について フランスは古くから移民に寛容な政策を採っていただけに、反動としての右派も根強い。しばしば大統領選で健闘するマリーヌ・ル・ペン(2012年大統領選は約18%の得票率だった)の国民戦線の大勝が現在欧州のトップニュースにな…

為替(FX)とマイナス金利について

マイナス金利と為替の関係についてまとめてみる 欧州中央銀行、スウェーデン、スイス、デンマークなどの金融政策がマイナス金利を利用するようになってしばらく時間がたちます。かつては理論存在するって位置づけだったのに、もはや通常の金融政策の手段とし…

株式投資を始めるなら読んでおきたい本(初心者から経験者まで)

株式投資に役立つ本をまとめ 投資の本は結構地雷が多い。わたしが持っていたり、書店で立ち読みしたりして、これはおすすめできるって本をあげていきます。 おすすめのスタンスとしては、基本的にはバリュー投資(株式の本源的価値に注目した投資、みたいな…

リアルビジョン(RVH)が株主優待開始。おしゃれなソーシャルコマースFancyの5ドル券

リアルビジョンが株主優待制度開始を決定 医療機器や産業用ディスプレイなどに3DグラフィックLSIを供給するリアルビジョンが、株主優待制度を導入すると発表しました。 この会社は結構なボロ株ですので、投資には慎重なスタンスで望みたいのですが、新設…

豪中銀と日銀の金融政策まとめとFOMCプレビュー

豪中銀議事録まとめ オーストラリアの現況は、景気が弱いから金利を下げたい、でも住宅市場がバブっているから利下げで火に油を注ぎたくない(利下げでさらに住宅市場に資金がまわることを警戒)って状態。そして政策当局は通貨価値を下げたいと意思を明確化…

円相場についてのまとめ(自薦)

// 長期投資の対象としての外貨投資のすすめ わたしは為替市場に関する記事をメインテーマの一つとしているが、短期的な市場動向よりも長期的な市場分析を多く書くようにしています(大きなニュースがあったときは除く、例 スイスが為替介入をあきらめたのは…