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国際通貨基金-IMFが住宅市場ウォッチを発表しました。 グラフがわかりやすくて、非常に興味深いのでぜひ一読してみてください。 IMF Global Housing Watch グローバル住宅価格指数として こんなグラフを作っていますが、リーマンショック(サブプライム)後…
英・豪の雇用統計はまずまず 昨日は英雇用統計が予想を上回る強さを示したこと(失業率6.6%、予想6.7%)で英ポンドGBPが対主要通貨で上昇。一方でユーロは先日の緩和の影響から弱含んでおりEURGBPが年初来安値を更新すると、EURJPYにも売りが大量に発生し…
雇用統計はボラティリティの低下を裏付ける結果 5月の米国の雇用統計が発表になりました。 非農業部門雇用者数は21.6万人の増加と事前予想の21.0万人とちょっと強め(ほぼ同水準)。失業率は6.3%と予想から▲0.1ポイント(失業率なので改善)です。 事前予想…
米雇用統計を経過 大雪後の反動増への期待が非常に高まっていた米雇用統計を終えたことで、米ドルへの買いニーズが低下しているように見える。5日にISM非製造業景況感指数が55.2と市場予想の54を上回ったことで米金利はいったんは反発した(債券価格は下落)…
金利と為替の関係 金利平価説(金利差の裁定によって為替レートが決定するという考え方)などという考え方があるように、金利と為替レートには深い関係があります。 ドル、ユーロ、ポンドと日本円の関係について、金利差(海外金利ー日本金利)に注目してま…
朝方のオーストラリア指標 今朝はニュージーランド準備銀行(RBNZ)が予想通り25BPS利上げ(3%へ)、世界経済が停滞感を強める中で利上げできる通貨としてNZDが買われる展開。 一方で、前日オーストラリアの第1四半期CPIは前期比年率+2.9%。RBAの目標上限…
今晩の為替市場 定番になってきた夜中更新。基本夜中更新の時は見たままをつらつら書くのみです。 ロンドン市場がお休みで為替市場は静か。 ドル円は102.5円から102.7円の非常に狭いレンジの中で推移している。 経済指標は米景気先行指標が前月比0.8%上昇と…
米国の金利引き上げが近い、と言った見方が市場のフライングだった、というのがコンセンサスとなる中で前日のイエレン発言がそれを追認した形となり、ドルの先高感は薄らいでいる。では、下がるかと言われればドル円101円台は2014年に入って繰り返しサポート…
米3月の雇用統計発表までの流れ 発表前のながれはドル円103.9円台で小幅な値動きで推移。 為替市場全体では、ドル買いが目立っていた模様で、1月から続く悪天候を乗り切って思わぬ好結果が発表されたらドルは上に行くしか無いって共通認識はありそうな状況だ…
最近夜更かしが常態化。 せっかくなので明日のマーケットに影響がありそうなニュースと、各アセットの価格を書いておきます。 日本時間の為替市場で言われていたことは ・ドル円は買い需要が強い ・AUDNZD(豪ドルNZドル)はシステムが走って買っている ・ユ…
ISM見てたら眠い時間 本日は米ISM製造業指数の発表日だったので眠い中、為替を見ている。 予想対比ではいまいち(市場予想54のところ実績値は53.7)だったけど、前月比での拡大(2月53.2)と新規受注の好調(前月の54.5から実績55.1)などでまあまあ好感され…
外貨建て債券系の投資信託持っていたら、国際機関債も間接保有しているよ(たぶん) アセットアロケーション(資産配分)の一環として外貨建て債券(外債)系の投資信託をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。 外債には大きく分けて下の3パターンがありま…
ウクライナ情勢はまだ金融市場に大きな影響を与えるような状況にはなっていませんが、今後も注視する必要はありそうです。 ウクライナって人口4,000万人くらいいる(あの辺では)大きな国だし、ソ連が超大国じゃ無くなったのもウクライナが独立したからみた…
2014年2月の雇用統計は下振れ。 アジア時間からリスクオンムードで、期待は高かった。 https://twitter.com/matomekaisetu/status/431777879542599680 それで、発表直前のなぞのドル買い 【DailyFXJapan】フィッシャー地区連銀総裁がCNBCインタビューで語っ…
理財商品への警戒感で株価急落 今週金曜日は、株式市場は大荒れでした。 前日の中国PMIの悪化から海外市場が下げて(ダウ▲176ドル安)日本時間に帰ってきたわけですが、日本時間も持ち直すことなく日経平均株価▲304円安と大幅下落。 しかし、本当のドラマは…
アメリカは財政問題でもめているわけですが、当面の状況が落ち着いてきましたのでメモ書きを。 予算案は大丈夫 まず、2014年9月までを会計単位とする包括的歳出法案が1月15日に下院(賛成359、反対67)、16日には上院(賛成72、反対26)を通過しました。あと…
米雇用統計がびっくり下振れでした。内容とマーケットの反応をまとめておきます。 米雇用統計の内容 悪天候(記録的な大寒波)の影響もあり、米雇用統計は 非農業部門雇用者数7.4万人増と、前回実績の20.3万人増、市場予想の19.7万人増から大幅減。 ただ、失…
世界の中央銀行総裁のなかでも、アメリカFRB議長の存在感は別格です。その中でも、特に存在感があった巨匠グリーンスパン元FRB議長の名言をまとめました(名言ありすぎるので結構もれはあると思います)。 根拠なき熱狂 一番有名。1996年12月に行ったスピー…
アメリカの金融政策を判断するにはFOMCを見ろ アメリカの金融政策はFX市場の動向だけでなく、日本を含む世界の株式市場にも大きな影響を与えます。最近では、テーパリング(金融緩和縮小)の開始が決まって以降のドルの上昇、新興国通貨・株式の下落は記憶に…
有力経済圈、欧州の経済指標 欧州経済圏の特徴は、ドイツ(20%)、フランス(16%)、イギリス(15%)、イタリア(14%)、スペイン(9%)と5大国のGDPシェアの高さです。特に、ユーロ圏の中心国であるドイツ経済とフランス経済の2大国の重要性は際立って…
米国経済指標は超重要 >経済指標の発表はしばしば為替・株式市場で大きな話題になります。特に米国経済は、(世界経済に占めるシェアが低下し続けているとはいえ)世界最大の経済大国の指標であり、大きな注目が集まります。 >今回は比較的重要な経済指標を…
12月のFOMCで米国の金融緩和縮小が決まった。 米国の景気回復がさまざまな経済指標から裏付けられている以上、どこかのタイミングでテーパリング開始は避けられない状態だったものの、マーケットの大筋の見方よりはだいぶ早いタイミングで決行される印象だ。…
イギリスの大経済学者ジョン・メイナード・ケインズは『雇用、利子、貨幣の一般理論』の著者として有名です。それまで経済の長期分析が主流だった経済学の世界に、「貨幣賃金率の下方硬直性」などを根拠に短期分析の重要性を示しました。 「長期にはみんな死…
気になるので深夜までマーケット見てます。ただ、スキャやるわけじゃないので、張り付いて見てるってわけじゃないです。コンビニで甘いもの買ってきて、深夜コーヒー+甘いものコラボを楽しみつつ、のんびり見てます。んので、雇用統計のまとめを速報ベースで…
実需と経常収支、投機は証券投資 為替(FX)市場への参加者は、2種類に大別されます。 ひとつは経常収支フロー(実需)、もう一つは証券投資フロー(投機)です。 なぜ経常収支っていうかといえば、経済統計上の都合なのであまり深く考えていただくなくて結…
展望レポートとは日本銀行が発行する以下のようなものなのですが 日本銀行は、4月および10月の政策委員会・金融政策決定会合において、先行きの経済・物価見通しや上振れ・下振れ要因を詳しく点検し、そのもとでの金融政策運営の考え方を整理した「経済・物…
米国の堅調な経済指標を背景に、金融緩和縮小(テーパリング)開始の議論が再度熱を帯びています。 テーパリングの先には、金融引き締め(金利の引き上げ等)が控えています。過去米国の金融引き締め時を振り返ると、中南米では危機が頻発していました。 198…
FOMCは現状維持、あえて政治との摩擦を避ける 10 月 29~30 日の FOMC 会合では、マーケットの予想通り、テーパリング(量的緩和の縮小)は見送られました。 Fed が 9 月に量的緩和縮小を見送った後、市場コンセンサスはテーパリング開始の最有力時期につい…
ドイツのシュピーゲル誌の20 日(日)付記事ユーログループの作業部会の責任者、トーマス・ウィーザー氏は、銀行同盟設立に懸念を抱いているドイツを取り込みやすくするためにも、「ベールイン」規定は2018 年ではなく2016 年から発効させるべきだと指摘しま…
2013年9月29日未明(米国東部時間)、米下院が暫定予算案の再修正案を可決しました。 今回の再修正案にはオバマケアの1年延期やその財源の一部(10年間で290億ドル程度)となる予定であった医療機器税の撤回が含まれています。 これは、下院で多数派を形成する…